ブリヂストン F1 トルコGP 予選
ブリヂストンが、2009年F1トルコGPの予選を振り返った。

イスタンブール・パークで開催されたトルコGP予選は、ブリヂストンのソフト・タイヤを装着したレッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルが今シーズン2度目のポールポジションを獲得した。

1分28秒316を記録したベッテルと0.1秒差の2位は、同じくソフトのブリヂストン・タイヤを装着したブラウンGPフォーミュラ1チームのジェンソン・バトン。3位はハード・コンパウンドを使ったルーベンス・バリチェロ(ブラウンGPフォーミュラ1チーム)。

スクーデリア・フェラーリ・マールボロのフィリペ・マッサがハード・タイヤで午前中のプラクティス・セッションの最速タイムである1分27秒983を記録した。今日の予選は接戦で、Q1では1秒内に上位16台、Q2では0.5秒内に上位10台が入った。

浜島裕英 (ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長)
今日の走行のポイントを教えて下さい。
「今日は接戦のエキサイティングな予選セッションでした。コンパウンドの選択と正しいセットアップを決めるのが最も大変な仕事だったと思います。コースコンディションは昨日よりも向上していましたが、昨日よりも気温は高く、風は弱かった為、昨日からいくつかの条件が変わっており、選手にとっては難しい挑戦となりました。ソフトのブリヂストン・タイヤはハード・コンパウンドよりも速いタイムを記録しましたが、差はほんのわずかでした。ソフト・タイヤがまだハードよりもグレイニングが多いようですが、今日はこの対処が結果を左右する要因となりました」

明日のレースではどのような戦略が考えられますか?
「多くの選手にとってはソフトのブリヂストン・タイヤのマネージメントが最も重要なポイントとなります。ハード・コンパウンドは安定したパフォーマンスを発揮しており、今年に入って多くのレースで見られたようなハードとソフトの大きなタイム差はありません。データを見ると、今のところタイヤに厳しいターン8でも目立った問題はありませんが、明日のレースでは重い燃料を積んでの長いレーススティントになりますので、注意して見守りたいと思います」

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カテゴリー: F1 / ブリヂストン