フェラーリF1 “マカレナ”リアウイング強化版を投入 3枚のウイングレット追加
フェラーリは2026年F1第11戦ハンガリーGPで、ハイダウンフォース仕様に進化させた「マカレナ」リアウイングを投入したことが明らかになった。

木曜日のハンガロリンクのピットレーンで撮影された車両から、新たなリアウイングのディテールが確認され、低速コーナーが連続するハンガロリンクでの競争力向上を狙ったアップデートとして注目を集めている。

3枚のミニウイングレットを追加
フェラーリの「マカレナ」リアウイングは、2月のプレシーズンテストで初登場した回転式リアウイングで、2026年シーズンを代表する技術革新のひとつと評価されている。

このリアウイングは5月のマイアミGP以降、SF-26に継続して採用されており、その後レッドブルやマクラーレンも類似コンセプトのウイングを開発している。

今回ハンガリーGPで姿を現した新仕様では、リアウイング後端に湾曲した3枚の小型ウイングレットが縦に積み重ねられた構造となっており、従来仕様よりも大幅にダウンフォースを重視したデザインとなっている。


モナコGPでの反省を反映
今季のモナコGPではアクティブエアロの使用が事実上禁止されたが、フェラーリは通常型リアウイングしか用意しておらず、レッドブルやメルセデスが持ち込んだ超ハイダウンフォース仕様に対抗できなかった。

当時、ルイス・ハミルトンはPlanetF1などの取材に対し、次のように語っていた。

「木曜日に現地へ来たとき、他のチームがリアウイングに巧妙な追加パーツを付けているのを見た。僕たちにはそれがなくて、少し驚いた」

今回の新仕様は、その経験を踏まえて開発されたハイダウンフォース版とみられている。

レッドブルやマクラーレンも投入へ
レッドブルもベルギーGPで一度外していた「マカレナ」リアウイングをハンガリーGPで再投入する可能性が高いとされている。

同チームはオーストリアGPとイギリスGPで、回転式リアウイングの気流再付着(エアフロー・リアタッチメント)の問題により、マックス・フェルスタッペンのクラッシュにつながる不具合に直面。ベルギーGPでは従来型へ戻していたが、テクニカルディレクターのピエール・ワシェは問題を解決したことを明らかにしており、ハンガリーでの復活を示唆している。

また、マクラーレンもオーストリアGPで技術的トラブルにより延期した独自仕様の回転式リアウイングを、ハンガリーGPで初投入する可能性がある。

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ / F1ハンガリーGP