BMW 「F1は投資は莫大だがブランドへの貢献は最小限」
BMWの取締役を務めるクラウス・フロリッチは、BMWはF1に復帰する意向はまったくないと語る。

BMWは、2006年にザウバーを買収してBMWザウバーとしてワークス参戦を開始したが、リーマンショックによる世界的な金融危機を受け、2009年末に突然F1から撤退した。

現在、BMWはフォーミュラEとDTM(ドイツツーリングカー選手権)でモータースポーツ活動を行っているが、F1から撤退したことに後悔はないとクラウス・フロリッチは語る。

「F1からの撤退に後悔はない。投資は膨大だが、ブランドへの貢献は最小限だからね」とクラウス・フロリッチは Suddeutsche Zeitung にコメント。

「とりわけ、F1は非常に困難な時期を迎えている。我々のモータースポーツ戦略は我々の社会の戦略に従っている。我々はブランドを紹介するための特定の選手権は必要としていない」

「全体的なポイントは、投資の意欲は少ないということだ。新型コロナウイルスの問題が加わったことで、おそらく我々は1945年以来最大の経済不況に対処しなければならない」

「それがF1に新しいメーカーが登場するのを難しくしている理由だ」

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カテゴリー: F1 / BMW