2022年のF1世界選手権がいよいよ開幕! … 第1戦 バーレーンGP
2022年のF1世界選手権がいよいよ開幕! 第1戦 バーレーンGPが3月18日(金)~20日(日)の3日間にわたってパーレーン・インターナショナル・サーキットで開幕される。バーレーンGPのフリー走行1回目は、日本時間21時(現地時間15時)からスタートする。
F1が新しい時代を迎える。2022年シーズンは、過去数十年の歴史のなかで最大ともいえるレギュレーション変更が導入され、F1マシンは大きな変貌を遂げた。
これまで課題だった接近戦とオーバーテイクを改善するためにF1マシンはグラウンドエフェクトカーに空力コンセプトを変更。ダウンフォースの生成方法がマシン表面からフロア下へと変更されることで、後続マシンへの汚れた空力が生成されにくくなり、コーナーでの追従が容易になるように設計されている。
また、タイヤはこれまでの13インチから18インチへと拡大。ホイールカバーが復活し、ピットクルーの作業にも違いが生じる。また、E10と呼ばれるエタノールの混合率が10%に増加したよりサスティナブルな燃料が使用される。発熱量が下がることで、同じ量でのエンジンパフォーマンスは低下するが、アンチノック性が向上することでエンジンをハードに回せるようになる。
そして、F1グリッドにはカーナンバー1が復活する。昨年、最終戦のファイナルラップまで続いたルイス・ハミルトンとの激戦を制してメルセデスF1の8年間の覇権に終止符を打ったマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)がディフェンディングチャンピオンとしてシーズンに臨む。
当然、コンストラクターズ連覇8連中のメルセデスF1とハミルトンはリベンジに燃えている。今年はジョージ・ラッセルという期待の若手が加入。チームメイト同士のバトルも1つの注目点となる。
また、完全に新しいF1レギュレーションによって名門スクーデリア・フェラーリ、マクラーレン、アルピーヌF1が復活にかけている。特にフェラーリはプレシーズンテストから好調で2強に割って入ることが期待される。当然ながら、ミッドフィールドの勢力図にも変化が期待される。
今年は、中国人初のF1ドライバーとなる周冠宇がアルファロメオF1チームからデビューを果たす。また、2020年までレッドブルのF1ドライバーだったアレクサンダー・アルボンがウィリアムズ、ケビン・マグヌッセンがハースF1チームでF1に復帰する。
残念なことに、4回のF1ワールドチャンピオンであるアストンマーティンF1のセバスチャン・ベッテルが新型コロナウイルスに感染したことでバーレーンGPを欠場。代役として2020年に“スーパーサブ”の異名をとったニコ・ヒュルケンベルグがグリッドに並ぶ。
そして、忘れてはならないのが2年目を迎えるスクーデリア・アルファタウリの角田裕毅。ルーキーシーズンの経験と反省点を生かしたパフォーマンス向上に期待がかかる。ホンダはF1から撤退したが、レッドブル・レーシングとアルファタウリのF1マシンにはホンダ製のF1エンジンが搭載される。
開幕戦の舞台となるのはバーレーン・インターナショナル・サーキット。プレシーズンテストの舞台ともなったサーキットは、砂漠の中に位置しており、タイヤに厳しいトラクションエリア、4本のストレート、ヘビーブレーキングなど、マシンの総合バランスが問われる。コース上には砂が舞うためにグリップが弱くなるほか、パワーユニットも砂の粒子による影響を防がねばならず、当地特有のチャレンジが待ち受けている。
F1バーレーンGPは、現地時間18時からスタートし、夜の闇の中でゴールを迎えるトワイライトレースとして開催される。夕方から気温および路面温度が大幅に下降するため可能性があり、チームの対応力が問われるレースとなる。
日本とバーレーンの時差は6時間。2021年 F1 開幕戦 バーレーンGPのフリー走行1回目は、3月18日(金)の日本時間21時(現地時間15時)から開始。決勝は20日(日)の日本時間24時(現地時間18時)にスタートする。
2022年 第1戦 F1バーレーングランプリ 開催スケジュール / 日本時間(現地時間)
■3月18日(金)
フリー走行1: 21:00~22:00(15:00~16:00)
フリー走行2: 24:00~25:00(18:00~19:00)
■3月19日(土)
フリー走行3: 21:00~22:00(15:00~16:00)
予選 : 24:00~25:00(18:00~19:00)
■3月20日(日)
決勝: 24:00~(18:00~)
■サーキット情報
サーキット名: バーレーン・インターナショナル・サーキット
所在地: バーレーン・サヒール
コース全長: 5.411 km
コーナー数:15
レコードタイム: 1:27.866 (シャルル・ルクレール/2019年)
■タイヤ選択
ホワイト:ハードC1
イエロー:ミディアムC2
レッド:ソフトC3
カテゴリー: F1 / F1バーレーンGP
F1が新しい時代を迎える。2022年シーズンは、過去数十年の歴史のなかで最大ともいえるレギュレーション変更が導入され、F1マシンは大きな変貌を遂げた。
これまで課題だった接近戦とオーバーテイクを改善するためにF1マシンはグラウンドエフェクトカーに空力コンセプトを変更。ダウンフォースの生成方法がマシン表面からフロア下へと変更されることで、後続マシンへの汚れた空力が生成されにくくなり、コーナーでの追従が容易になるように設計されている。
また、タイヤはこれまでの13インチから18インチへと拡大。ホイールカバーが復活し、ピットクルーの作業にも違いが生じる。また、E10と呼ばれるエタノールの混合率が10%に増加したよりサスティナブルな燃料が使用される。発熱量が下がることで、同じ量でのエンジンパフォーマンスは低下するが、アンチノック性が向上することでエンジンをハードに回せるようになる。
そして、F1グリッドにはカーナンバー1が復活する。昨年、最終戦のファイナルラップまで続いたルイス・ハミルトンとの激戦を制してメルセデスF1の8年間の覇権に終止符を打ったマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)がディフェンディングチャンピオンとしてシーズンに臨む。
当然、コンストラクターズ連覇8連中のメルセデスF1とハミルトンはリベンジに燃えている。今年はジョージ・ラッセルという期待の若手が加入。チームメイト同士のバトルも1つの注目点となる。
また、完全に新しいF1レギュレーションによって名門スクーデリア・フェラーリ、マクラーレン、アルピーヌF1が復活にかけている。特にフェラーリはプレシーズンテストから好調で2強に割って入ることが期待される。当然ながら、ミッドフィールドの勢力図にも変化が期待される。
今年は、中国人初のF1ドライバーとなる周冠宇がアルファロメオF1チームからデビューを果たす。また、2020年までレッドブルのF1ドライバーだったアレクサンダー・アルボンがウィリアムズ、ケビン・マグヌッセンがハースF1チームでF1に復帰する。
残念なことに、4回のF1ワールドチャンピオンであるアストンマーティンF1のセバスチャン・ベッテルが新型コロナウイルスに感染したことでバーレーンGPを欠場。代役として2020年に“スーパーサブ”の異名をとったニコ・ヒュルケンベルグがグリッドに並ぶ。
そして、忘れてはならないのが2年目を迎えるスクーデリア・アルファタウリの角田裕毅。ルーキーシーズンの経験と反省点を生かしたパフォーマンス向上に期待がかかる。ホンダはF1から撤退したが、レッドブル・レーシングとアルファタウリのF1マシンにはホンダ製のF1エンジンが搭載される。
開幕戦の舞台となるのはバーレーン・インターナショナル・サーキット。プレシーズンテストの舞台ともなったサーキットは、砂漠の中に位置しており、タイヤに厳しいトラクションエリア、4本のストレート、ヘビーブレーキングなど、マシンの総合バランスが問われる。コース上には砂が舞うためにグリップが弱くなるほか、パワーユニットも砂の粒子による影響を防がねばならず、当地特有のチャレンジが待ち受けている。
F1バーレーンGPは、現地時間18時からスタートし、夜の闇の中でゴールを迎えるトワイライトレースとして開催される。夕方から気温および路面温度が大幅に下降するため可能性があり、チームの対応力が問われるレースとなる。
日本とバーレーンの時差は6時間。2021年 F1 開幕戦 バーレーンGPのフリー走行1回目は、3月18日(金)の日本時間21時(現地時間15時)から開始。決勝は20日(日)の日本時間24時(現地時間18時)にスタートする。
2022年 第1戦 F1バーレーングランプリ 開催スケジュール / 日本時間(現地時間)
■3月18日(金)
フリー走行1: 21:00~22:00(15:00~16:00)
フリー走行2: 24:00~25:00(18:00~19:00)
■3月19日(土)
フリー走行3: 21:00~22:00(15:00~16:00)
予選 : 24:00~25:00(18:00~19:00)
■3月20日(日)
決勝: 24:00~(18:00~)
■サーキット情報
サーキット名: バーレーン・インターナショナル・サーキット
所在地: バーレーン・サヒール
コース全長: 5.411 km
コーナー数:15
レコードタイム: 1:27.866 (シャルル・ルクレール/2019年)
■タイヤ選択
ホワイト:ハードC1
イエロー:ミディアムC2
レッド:ソフトC3
カテゴリー: F1 / F1バーレーンGP