F1バーレーンGP
FIAは、開催が疑問視されている今年のF1バーレーンGPを予定通り開催する予定だと発表した。

FIAは13日(金)にプレスリリースを発表。バーレーンの安全対策に満足していると主張した。

「FIAはモータースポーツの統括組織であり、F1の統括組織でもある。そのため、安全性に関するあらゆる事項に関して、開催国の国内当局に従い、商業権保有者(CRH)の提案を受けてシーズンのカレンダーを決定している」

「そのような背景のもと、FIAは、FIA世界選手権を構成するすべてのイベントにおいて、FIA規則、スポーティングレギュレーション、テクニカルレギュレーションを順守し、イベントを通して、観客、オフィシャル、ドライバー、チームの安全性が確保されることを保証している」

「FIAは、バーレーン当局および商業権保有者から提供される情報に基づき、合理的な決定を下さなければならない。加えて、我々は、バーレーンにおける現状を評価するよう務めてきた」

「ジャン・トッド会長は、2011年11月に実情調査のためにバーレーン王国を訪れ、選挙で当選した議会のシーア派議員、バーレーン独立調査委員会、EU加盟国の大使、皇太子、内務大臣、経済界の多くのメンバーを含め、多数の意思決定者やオピニオンリーダーと面会した」

「彼らは全員、2012年のグランプリ開催を希望しており、それ以降FIAはこれら関係者と密接に連絡をとってきた。世間の関心とは別に、FIAはバーレーンに駐在する外交官および独立専門家から定期的に安全性についての報告を受けている」

「CRHによる2012年カレンダーは、2011年9月に世界モータースポーツ評議会によって承認された。それ以降、F1委員会やCRHから、バーレーンGPの延期もしくはキャンセルの要請はない」

「現時点でFIAが有する最新情報に基づき、FIAは、バーレーンでF1世界選手権を運営する上で、適切な安全対策がとられていることに満足している。

「したがって、FIAは2012年ガルフ航空F1バーレーンGPが予定通り開催されることを確認する」

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カテゴリー: F1 / F1バーレーンGP / FIA(国際自動車連盟)