アウディF1 カナダGPで戦略裏目 マクニッシュ「最適な判断ではなかった」
アウディは2026年F1カナダGP決勝で、ニコ・ヒュルケンベルグが12位、ガブリエル・ボルトレトが13位に終わり、ポイント獲得を逃した。

雨予報を見越して2台ともインターミディエイトタイヤでスタートする戦略を選択したが、路面は想定以上に早く乾き、追加フォーメーションラップも重なったことで序盤から後手に回る展開となった。

アラン・マクニッシュ「天候判断がレースを左右した」
レーシングディレクターのアラン・マクニッシュは、スタート時のタイヤ判断が結果に大きく影響したと説明した。

「レースは天候とタイヤ選択に大きく左右された。コンパウンド選択は非常に難しい判断であり、当時入手していた情報を基にインターミディエイトを選んだが、結果的にはスタート遅延があり、最適な戦略にはならなかった」

「そこから順位を取り戻すのは難しく、最終的には12位と13位だった。ただ、信頼性面や週末を通してクリーンに走り切れたことにはポジティブな部分もある。とはいえ、ペースをより良い結果につなげるには、まだ改善すべき点がある」

「それでも、マイアミと比べれば前進できた感覚はある。特に週末全体の一貫性やオペレーション面では改善が見られた」

ヒュルケンベルグ「かなり早い段階で苦しくなった」
ニコ・ヒュルケンベルグは、序盤の展開によってレース全体が難しくなったと振り返った。

「僕たちにとっては厳しいレースだった。振り返れば、スタート時のコンディションは僕たちの予想とは違う方向に進んでいた。当時持っていた情報を考えればリスクを取る価値はあったが、結局序盤は思ったように展開せず、かなり早い段階で苦しい状況に追い込まれた」

「その後も、自分たちが望んでいたような回復ペースはなかった。周囲のライバルたちはもっと早く前に進んでいたので、そこには理解し改善しなければならない点がある」

「全体として、多くを振り返る必要のある厳しい週末だった。すべてをしっかり分析し、そこから学びを得てモナコへ向かいたい」

ボルトレト「クリーンな展開ならポイントも可能だった」
ガブリエル・ボルトレトは、戦略による後退が大きかったと語った。

「僕たちにとっては長いレースだった。インターミディエイトタイヤでスタートしたのは、それがうまくいく可能性があると感じていたからだが、雨はすぐに止んでしまい、その判断が結果的に不利になった」

「追加ピットストップによって争いから脱落し、その後は自分たちのペースを管理するレースになった。それでもポジティブな点として、2台とも完走し、チームにとって重要なデータを集められたことは良かった」

「もちろん少し残念ではある。クリーンな週末と普通のレース展開なら、今日はポイント獲得も可能だったと思う。でも、それがレースだ。今はモナコに集中している」

アウディF1はポイント獲得こそ逃したものの、マイアミ以降のパフォーマンス改善とオペレーション面での前進を感じさせる週末となった。モナコGPはまったく異なる特性を持つ市街地戦となるが、チームは今回得たデータと課題を次戦へつなげたい考えだ。

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カテゴリー: F1 / アウディ / F1カナダGP