アウディF1プロジェクトは「まだベースキャンプ段階」とビノットが現状説明

「まだ多くの目標がある」とビノットはオランダGPを前にドイツ通信社SIDに語った。「さらに多くの表彰台、勝利も。最終的にはタイトルを獲得したい。そのためには彼にまだやるべきことがたくさんある」
ここでビノットが言及したのは、最近F1で久々の表彰台を獲得したニコ・ヒュルケンベルグだ。彼はアウディの頂点への道のりにおいて重要な存在になると強調した。「ニコに前に出てもらいたい。そうなると願っているし、そうなると思っている」と語った。
しかしイタリア人のビノットは、ワークスチームとしてはまだ初期段階にあることを認めた。「我々はまだ登り始めてはいないが、山頂までの道筋を定め、計画を立てた」と語った。「登り始めるのはもうすぐだ」
ビノットはこの仕事をモータースポーツで最もエキサイティングなものと表現した。「ワークスチームをゼロから築き上げることは、F1で最もエキサイティングな仕事だ」と断言した。「巨大な挑戦であり、魅力的だ」
「今後6カ月で多くのことを成し遂げなければならない。新しいマシンを最終決定し、新しいパワーユニットを最適化してホモロゲーションを通す必要がある。しかし、それだけでなくブランド、発表、マーケティング、スポンサーについても取り組まなければならない」
「F1の挑戦はスポーツ面だけではない。我々は必要なことをすべて行い、正しい方向に進んでいる。しかし時間は迫っている」

元F1最高責任者のバーニー・エクレストンも、これまでに「困難」があったことを認めつつ、アウディが前進していると語った。
「その通りだ」とエクレストンはsport.deに語った。
「彼らは現時点で良い仕事をしている。運の悪い部分もあったが、すべてがうまくいくだろう。大手メーカーがF1に参入するのを見るのは素晴らしいことだ。困難な段階は乗り越えた」
ヒュルケンベルグのブレイクスルーとなった表彰台について問われると、エクレストンはこう述べた。「彼の不運は、長年正しいクルマに座れなかったことだった。その日はすべてが彼にとってうまくいった。彼は真のF1ドライバーだ」
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