アストンマーティン・ホンダF1 「アップグレードでも2.5秒差を埋めるのは難しい」

アストンマーティンは2026年シーズンここまで深刻な競争力不足に苦しんでおり、ベルギーGP予選でもアロンソが21番手、ランス・ストロールが22番手と最後尾を占めた。
アストンマーティンはハンガリーGPで大規模なアップグレードを投入し、巻き返しを狙っている。
アロンソは予選後、ライバルとの差を見れば、新パッケージだけでポイント争いへ復帰するのは簡単ではないと率直な考えを明かした。
「何らかの進歩が見られることを願っている。でもQ2に進んだ13番手や14番手のマシンとの差を見ると、2.5秒もある。普通ならそのあたりの順位なのに、その差を埋めるのは難しいかもしれない」
スパ・フランコルシャンは空力効率とパワーユニット性能が特に重要となるサーキットであり、アストンマーティンの弱点がより顕著に表れた。
アロンソは「最後にタイム差は確認していない」としながらも、現状について次のように説明した。
「ここは空力効率とエンジン性能が必要なロングサーキットだ。その中では僕たちはいつもの位置にいる。でも、やはり差は大きすぎる。だから来週のハンガリーで何らかの進歩が見られることを期待している」
また、今週末に受けたグリッド降格についても、戦略的な判断ではなく、パワーユニット部品の不足によるやむを得ない措置だったことを明かした。
「ザントフォールトでも進化版パワーユニットが入るので、そこでまたエンジン交換をすることになる。だから今回のペナルティは戦略ではない。単純に部品が足りないんだ」
「シーズン序盤に故障があり、バルセロナでも壊れた。ランスもシルバーストンでトラブルがあった。僕たちは部品不足の状態で戦っていて、これは戦略ではない」

それでもアロンソは、苦しい状況でもチームの姿勢を変えるべきではないと強調した。
「最初の10戦と同じように、常にプロフェッショナルでなければならない。スタートをしっかり決め、最初のコーナーをうまく切り抜け、戦略も含めて自分たちの限界の中で最大限の仕事をすることが重要だ」
「ピットストップでもミスをせず、結果に関係なく高いレベルを維持しなければならない」
ハンガリーGPでは、エイドリアン・ニューウェイが開発を主導したAMR26Bが投入される見込みとなっている。しかしアロンソは、そのアップグレードに過度な期待を抱くのではなく、現実的な視点で改善幅を見極める必要があるとの考えを示した。
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