2008年12月のF1情報を一覧表示します。

佐藤琢磨、90分のみの走行でも2番手タイム(テスト初日)

2008年12月11日
佐藤琢磨  トロ・ロッソ
佐藤琢磨の3度目のトロ・ロッソでのテストが10日(火)、スペインのヘレス・サーキットで始まった。

この日佐藤琢磨は、セバスチャン・ブルデーから午後にシートを引き継ぐ予定になっていた。しかし、昨日の雨により午前中は路面が湿っており、路面状況が良くなかったため、セバスチャン・ブルデーは予定よりも長くコース上での作業を実施した。

それにより、佐藤琢磨はこの日、90分のみの走行に留まった。

フランツ・トスト 「2009年はトロ・ロッソの新たな挑戦」

2008年12月11日
トロ・ロッソ
トロ・ロッソのチーム代表であるフランツ・トストが、2009年シーズンへの展望を語った。

2008年はイタリアGPで優勝するなど、大きな成功をおさめたトロ・ロッソだが、レビュレーションが変わる2009年に向け、最近ではゲルハルト・ベルガーが株式をレッドブルに売却し、そして、いまだ2009年のドライバーを決定していないなど、将来は不確定な部分が多い。

フェルナンド・アロンソ 「ホンダF1撤退は驚き」

2008年12月11日
フェルナンド・アロンソ
フェルナンド・アロンソが、ホンダのF1撤退という決定に対しての驚きを語った。

フェルナンド・アロンソは、2009年にルノーへ残留することを決定するまでホンダへの移籍も選択肢として考えていた。

「残念だね。ホンダはF1に長くいるし、F1で最も大きなチームのひとつなので、僕だけでなくパドックのほとんどの人が驚いたと思うよ」

F1ヘレステスト2日目:ブエミがトップタイム、佐藤琢磨は2番手

2008年12月11日
2日目のトップタイムを記録したセバスチャン・ブエミ
F1合同テスト2日目が、スペインのヘレス・サーキットで行われた。

2日目は、佐藤琢磨がトロ・ロッソのテストに参加。午後からセバスチャン・ブルデーからステアリングを引き継いだ佐藤琢磨は、37周を走行し、それまでのブルデーのタイムを上回り、2番手タイムとなる1分18秒601を記録した。

トップタイムは、セバスチャン・ブエミが記録した1分18秒073。ブエミは、このタイムを午前中に記録している。セバスチャン・ブルデーは1分19秒032で3番手だった。

佐藤琢磨 「トロ・ロッソは2009年も前進する」

2008年12月11日
佐藤琢磨 トロ・ロッソ
佐藤琢磨は、トロ・ロッソが2008年レベルのパフォーマンスを維持し、来年、常にポイントフィニッシュできると確信している。

佐藤琢磨は、10日からヘレスで3度目となるトロ・ロッソのテストに参加。佐藤琢磨は、新しいレギュレーションというチャレンジに関わらず、トロ・ロッソが2009年に前進し続けるだろうと語る。

「彼らはF1でコンスタントに前進している。それはとても難しいことだ」

マクラーレン、2009年仕様のフロントウイングを披露

2008年12月11日
マクラーレン 2009年 フロントウイング
マクラーレンが、2009年仕様の新しいフロントウイングをヘレステストで披露した。

ペドト・デ・ラ・ロサがドライブするマクラーレンの暫定マシンMP4-23Aには2009年のフロントウイングが装着された。バージボードは外されているものの、リアウイングは旧式のままだ。

フェラーリ、年内はKERSのテストを実施せず

2008年12月10日
フェラーリ KERS
フェラーリは、2009年までKERSのテストを実施しないことを明らかにした。

フェラーリのテクニカルディレクターを務めるアルド・コスタは、2009年の最大のチャレンジとしてKERSをあげた。

「クルマのハンドリングにできる限り影響しないように、KERSはコンパクトで軽量でなければならない」

セバスチャン・ブルデー 「シートのためにお金を探している」

2008年12月10日
セバスチャン・ブルデー (トロ・ロッソ)
セバスチャン・ブルデーは、2009年のトロ・ロッソの彼のレースシートが、個人スポンサー探しの戦いになったことを認めた。

セバスチャン・ブルデーは、今週ヘレステストに参加。彼のライバルとされている佐藤琢磨と再び1日半ずつシートを共有し対決する。

「注意深く見てはいるが、この経済危機の中ではフランスに限らずお金を見つけるのは難しい」

セバスチャン・ローブ、F1への転向を希望

2008年12月10日
セバスチャン・ローブ
セバスチャン・ローブは、オファーがあれば2010年にF1に転向することを真剣に考えるつもりであることを認めた。

WRCの5度連続チャンピオンであるセバスチャン・ローブは、先月レッドブルのF1テストに参加。Fのレギューラードライバーに混じって力強いペースをみせ、観察者や専門家に強い印象を残していた。

「チームボスは私が年をとりすぎていると考えるだろうが、精神的にはそうではない。年齢は障害にはならないだろう。」
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