2008年07月のF1情報を一覧表示します。
マクラレーン、速さの秘密は4パドルのステアリング
2008年7月23日
ここ最近のマクラーレンの速さの秘密のひとつとして、4つのパドルが装着されたステアリングホイールを使用しているということがあげられる。
ステアリングには2つのパドルが装着されているのが通常だが、マクラーレンのステアリングには4つのパドルが装着されている。
上の2つは通常のギアチェンジに使用され、下の2つは異なるエンジン・トルクを選ぶことができるという。2本の指で同時に操作することができるため、各ギアに最適のトルク設定が可能となる。
ステアリングには2つのパドルが装着されているのが通常だが、マクラーレンのステアリングには4つのパドルが装着されている。
上の2つは通常のギアチェンジに使用され、下の2つは異なるエンジン・トルクを選ぶことができるという。2本の指で同時に操作することができるため、各ギアに最適のトルク設定が可能となる。
F1ヘレステスト初日:セバスチャン・ベッテルがトップタイム
2008年7月23日
F1合同テストが22日(火)、スペインのヘレスサーキットがスタートした。
初日はフォース・インディアを除く9チームが参加、トロ・ロッソとトヨタを除く7チームは、テストドライバーが参加した。
トップタイムはトロ・ロッソのセバスチャン・ベッテルが1分19秒844。2番手にはコンマ3秒遅れでマクラーレンのゲイリー・パフェット、3番手には、フェラーリのルカ・バドエルが続いた。
初日はフォース・インディアを除く9チームが参加、トロ・ロッソとトヨタを除く7チームは、テストドライバーが参加した。
トップタイムはトロ・ロッソのセバスチャン・ベッテルが1分19秒844。2番手にはコンマ3秒遅れでマクラーレンのゲイリー・パフェット、3番手には、フェラーリのルカ・バドエルが続いた。
ルイス・ハミルトン、ドイツGPを振り返る
2008年7月23日
ドイツGPで見事な勝利をとげたルイス・ハミルトン。マシンのこと、ティモ・グロックのクラッシュによるセーフティカーで、それまで稼いだアドバンテージは失われときのことなど、ハミルトンがドイツGPを振り返った。
オープニングラップは特に落ち着いて見えました。ハードにプッシュしていましたか?
間違いなくプッシュしていたよ!でも、レースのスタートでマシンの感触はとても素晴らしかったから、限界までプッシュすることは難しくなかった。以前言ったように、僕たちは過去6週間にわたって、今年のマシンを本当に変えることができた。今はとてもバランスがいいし、反応も良くて、ドライブするのに素晴らしいんだ。常に信頼できるし、最大限を引き出すことができる。実際、序盤のラップは良いリズムを掴むことができて楽しかったね。僕のスタートはほぼ完璧だったと思うよ。
オープニングラップは特に落ち着いて見えました。ハードにプッシュしていましたか?
間違いなくプッシュしていたよ!でも、レースのスタートでマシンの感触はとても素晴らしかったから、限界までプッシュすることは難しくなかった。以前言ったように、僕たちは過去6週間にわたって、今年のマシンを本当に変えることができた。今はとてもバランスがいいし、反応も良くて、ドライブするのに素晴らしいんだ。常に信頼できるし、最大限を引き出すことができる。実際、序盤のラップは良いリズムを掴むことができて楽しかったね。僕のスタートはほぼ完璧だったと思うよ。
BMW、KERSテスト中にメカニックが感電
2008年7月22日
BMWは、22日(火)にスタートしたヘレステストでKERSシステムをテストしたが、メカニックがマシンに触れて感電するというトラブルがあった。
BMWは、ヘレス合同テストでKERSシステムのテストを行った。クリスチャン・クリエンがステアリングを握ったF1.07Cには、2009年のエアロコンセプトとエネルギー回収装置の初期バージョンが装着された。
トラブルは午前中に起こった。クリエンが3周のインストレションラップを終え、ピットレーンに止まったあと、メカニックはマシンをガレージに収めるためにマシンを誘導。そして、最初のメカニックがマシンに触れた際、感電し地面に倒れた。
BMWは、ヘレス合同テストでKERSシステムのテストを行った。クリスチャン・クリエンがステアリングを握ったF1.07Cには、2009年のエアロコンセプトとエネルギー回収装置の初期バージョンが装着された。
トラブルは午前中に起こった。クリエンが3周のインストレションラップを終え、ピットレーンに止まったあと、メカニックはマシンをガレージに収めるためにマシンを誘導。そして、最初のメカニックがマシンに触れた際、感電し地面に倒れた。
マクラーレン、チームオーダーを否定
2008年7月21日
マクラーレンは、ドイツGPでのチームオーダーの噂を否定した。
ドイツGPの決勝レースで優勝したルイス・ハミルトンは、レース中盤のセーフティカー導入時にピットインしない戦略をとり、結果的に最後のピットストップを終えた時点で1位から5位まで後退した。
その後、順位を上げていく際、チームメイトのコバライネンが、まるでハミルトンにポジションを譲ったかのように見受けられた。
ドイツGPの決勝レースで優勝したルイス・ハミルトンは、レース中盤のセーフティカー導入時にピットインしない戦略をとり、結果的に最後のピットストップを終えた時点で1位から5位まで後退した。
その後、順位を上げていく際、チームメイトのコバライネンが、まるでハミルトンにポジションを譲ったかのように見受けられた。
フィジケラ、25秒加算ペナルティで16位に降格
2008年7月21日
ドイツGPのレース後、フォース・インディアのジャンカルロ・フィジケラに25秒のペナルティが科せられた。これにより、フィジケラは14位から16位に降格した。
スチュワードによると、フィジケラは、ティモ・グロックのクラッシュによりセイフティカーが導入された際、‘Lapped cars may now overtake(周回遅れのクルマはオーバーテイクしてもよい)’というサインが表示される前にピットに入った。そのため、ピットアウト後はセーフティカーを追い越すことはできなかったが、フィジケラはセーフティカーを追い越し隊列の後ろに付いた。
スチュワードによると、フィジケラは、ティモ・グロックのクラッシュによりセイフティカーが導入された際、‘Lapped cars may now overtake(周回遅れのクルマはオーバーテイクしてもよい)’というサインが表示される前にピットに入った。そのため、ピットアウト後はセーフティカーを追い越すことはできなかったが、フィジケラはセーフティカーを追い越し隊列の後ろに付いた。
トヨタ、ティモ・グロックのクラッシュを語る
2008年7月21日
トヨタF1チームの代表、山科忠がティモ・グロックのクラッシュ、そして容態について語った。
まず、ティモの容態はいかがですか?
「幸いティモには何も問題ない。これこそが一番重要なことだ。今回のアクシデントでは明らかにその衝撃が大きく、彼もすぐにはクルマから出てこなかったため、サーキット内のメディカルセンターに運ばれた。これはこうした状況では通常の手続き通りだ。怪我をした徴候は何もなかったものの、用心としてレントゲンを含む更なる精密検査を受けるべく、そこから病院へと移送された。現在彼は諸々の検査を全て終え、何も問題ないことが既に確認されている。脳震盪も起こしていない。」
まず、ティモの容態はいかがですか?
「幸いティモには何も問題ない。これこそが一番重要なことだ。今回のアクシデントでは明らかにその衝撃が大きく、彼もすぐにはクルマから出てこなかったため、サーキット内のメディカルセンターに運ばれた。これはこうした状況では通常の手続き通りだ。怪我をした徴候は何もなかったものの、用心としてレントゲンを含む更なる精密検査を受けるべく、そこから病院へと移送された。現在彼は諸々の検査を全て終え、何も問題ないことが既に確認されている。脳震盪も起こしていない。」
F1第10戦ドイツGP決勝 (ドライバーコメント)
2008年7月21日
FORMULA 1 Grosser Preis von Deutschland 2008
1位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
「今日は何もかもうまく行った。わずか7周で23秒のリードを稼ぎ出せと指示された時は、限界を超えなければならないなと思ったが、やり遂げることができた。今週末はマクラーレン・メルセデスがベストマシンだったので、プッシュしても余裕を感じていた。だから絶対にできる、と思っていたのも事実だ。最終スティントは、僕にとって雌雄を決する戦いだった。セーフティカーが入った時に、ピットに入るべきかどうかチームに訊ねたが、ベストの戦略を採ってくれると信じていた。必ずしもその戦略がうまく行ったわけではないが、今日のマシンフィールならどんどんプッシュできるとも思っていた。ヘイキは、こちらの方が速いと分かっていた。抵抗せずにいてくれたヘイキに感謝したい。フェリペ(マッサ)のスリップに入って完璧にパスできた時は、これで仕事は終わった、と確信した。同じことをネルソン(ピケJr.)に繰り返せばいいと分かったからね。今日の勝利を導いてくれたのは、スタッフのハードワークにほかならない。天狗になってはならないが、努力は必ず報われることは覚えておいていいだろう。今日は完璧なレースだった」
マクラーレン:ハミルトンが今季4勝目(ドイツGP)
2008年7月21日
マクラーレンは、F1ドイツGPで、ルイス・ハミルトンが優勝。ヘイキ・コバライネンは5位だった。
スタートから圧倒的なペースでトップを独走したハミルトン。しかし、ティモ・グロックのクラッシュによるセーフティカー時に、チームはピットインせず、コース上に留まる決断をした。この決断が裏目に出て、2度目のピットストップのあと4位まで順位を落としたハミルトンだったが、そこから怒涛の追い上げをみせ、メルセデス・ベンツの地元ドイツで、今季4勝目をあげた。
(コバライネンのオーバーテイクは、ややグレーな追い越しだったが・・・)
スタートから圧倒的なペースでトップを独走したハミルトン。しかし、ティモ・グロックのクラッシュによるセーフティカー時に、チームはピットインせず、コース上に留まる決断をした。この決断が裏目に出て、2度目のピットストップのあと4位まで順位を落としたハミルトンだったが、そこから怒涛の追い上げをみせ、メルセデス・ベンツの地元ドイツで、今季4勝目をあげた。
(コバライネンのオーバーテイクは、ややグレーな追い越しだったが・・・)