アルボン ウィリアムズF1最多出走記録を更新 マンセル仕様ヘルメット着用

その節目を記念し、アルボンはマンセルの1992年F1ワールドチャンピオン獲得時のヘルメットをモチーフにした特別仕様のヘルメットを着用。ウィリアムズの歴史に新たな1ページを刻む週末となる。
マンセルの記録を更新へ
アルボンは2022年にウィリアムズへ加入して以来、チーム再建の中心的存在として活躍してきた。
2026年モナコGPでマンセルと並ぶ通算95戦目を記録し、今週末のスペインGP決勝では96戦目を迎えて単独トップに立つ。
これまでウィリアムズで複数回の5位入賞を記録しており、チームがグリッド後方から中団上位争いへと復活する過程で大きな役割を果たしてきた。
1992年王者マンセルへのオマージュ
今回使用される特別ヘルメットは、マンセルが1992年にワールドチャンピオンを獲得した際の象徴的なデザインを現代風に再現したものだ。
アルボンは今回の記録について次のように語った。
「この歴史あるチームで、スポーツ界の真の偉人のひとりよりも多くレースを戦ったと考えるのは信じられない気持ちだ」
「ナイジェル・マンセルは子どもの頃から憧れの存在だった。真のファイターであり、ウィリアムズにとってもF1全体にとってもレジェンドだ。この達成は単なる数字以上の意味がある」
「この5シーズンのすべてのグランプリには、グローブのチーム全員の努力が詰まっている。良い時も悪い時も、すべてのレースがウィリアムズの歩みに貢献してきた」
「ナイジェルやデイモン・ヒル、ラルフ・シューマッハのような伝説的ドライバーたちと名前を並べられることは本当に光栄だ」
ボウルズ代表も称賛
ウィリアムズ代表のジェームス・ボウルズは、アルボンの功績を高く評価した。
「このような記録は偶然に生まれるものではない。長年にわたる努力と信頼、そして双方の信念の結果だ」
「私はアレックスと、彼がこのチームで成し遂げてきたすべてを非常に誇りに思っている。彼はウィリアムズの歴史に名を刻むにふさわしい存在だ」
マンセルからの祝福
記録を明け渡すことになるマンセルも、アルボンへ祝福のメッセージを送った。
「アレックスがこの節目に到達するのを見られて本当にうれしい。これは特別な達成であり、彼にふさわしいものだ」
「この5シーズンで彼がウィリアムズに示してきた献身は、ドライバーとしても人としても素晴らしいものだ」
「そしてアレックスだけではない。チーム全体が正しい方向へ進んでいる。彼がこれからもウィリアムズで数多くのレースを戦うことに疑いはない」
「僕の勝利記録についても、何が起こるか分からない」

ウィリアムズ最多出走ランキング
1.アレクサンダー・アルボン:95戦(継続中)
2.ナイジェル・マンセル:95戦
3.ラルフ・シューマッハ:94戦
4.リカルド・パトレーゼ:81戦
5.フェリペ・マッサ:78戦
6.バルテリ・ボッタス:77戦
7.ニコ・ロズベルグ:70戦
8.ファン・パブロ・モントーヤ:68戦
9.デイモン・ヒル:65戦
10.ケケ・ロズベルグ:62戦
アルボンは夏休み前最後のレースとなるハンガリーGPで、ウィリアムズでの通算100戦出走にも到達する見込みだ。F1史上でも単一チームで100戦以上を記録したドライバーは30人未満しか存在していない。
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