2008年05月のF1情報を一覧表示します。

フェルナンド・アロンソ、「僕の間違いだった」

2008年5月27日
フェルナンド・アロンソ(ルノー)
フェルナンド・アロンソは、モナコGPでのニック・ハイドフェルドとの接触に関して、自らの非を認めた。

アロンソは、トラックに最も激しい雨が降ったとき、エクストリーム・ウェットタイヤに履き替えリカバーを試みた。アロンソは、ニック・ハイドフェルドよりも速かったが、数ラップにわたりハイドフェルドの後で身動きがとれなかった。

アロンソは14周目、ローズ・ヘアピンで内側からハイドフェルドを追い抜こうとして接触した。アロンソはフロントウィングにダメージを負い、交換を余儀なくされ、上位フィニッシュのチャンスを失った。そして、ハイドフェルドは、スポーパンクチャーに陥った。

デビッド・クルサード、NASCARチームを訪問

2008年5月27日
デビッド・クルサードと婚約者のカレン・ミニエ(画像)
デビッド・クルサードは、カナダGPの前にレッドブルのNASCARチームを訪れるためにいち早く北米へと向かう。モントリオールの1週間前にアメリカ・デラウェア州ドーバーにあるモンスターマイルと呼ばれるサーキットで、NASCARが開催されるのだ。

デビッドはNASCARレッドブル・レーシング・チームのゲストとしてサーキットを訪れる。レッドブルは今年NASCAR参戦2年目を迎え、ブライアン・ヴィッカーズとAJアルメンディンガーがトヨタのカムリで戦っている。

エイドリアン・スーティル、スチュワードから警告

2008年5月26日
レース後、取材に応じるエイドリアン・スーティル(フォース・インディア)
モナコGPで、エイドリアン・スーティルにスチュワードから警告が言い渡された。

残り数周を4位で走行中にキミ・ライコネンに衝突され、不運のリタイアとなったエイドリアン・スーティル。レース後は涙を流し、モナコGPの悲劇のヒーローとなったスーティルだが、追い討ちをかけるようにスチュワードから警告が言い渡された。

スーティルは、イエローフラッグが振られたレース13周目に、3台のマシンをオーバーテイクしたとのこと。

キミ・ライコネンの接触にペナルティなし

2008年5月26日
スーティルと接触し、フロントウィングを失ったライコネンのマシン(画像)
キミ・ライコネンのモナコGPでのスーティルとの接触にペナルティは科せられなかった。

キミ・ライコネンは、モナコGP決勝のレース終盤、トンネル出口でコントロールを失い、前を行くエイドリアン・スーティル(フォース・インディア)に接触。スーティルの4位入賞を奪った。

スチュワードは、レース後、ライコネンにスーティルとのアクシデントについて説明を求めたが、ペナルティは科さなかった。

F1第6戦:モナコGP決勝 (ドライバーコメント)

2008年5月26日
2008年 モナコGP決勝 ドライバーコメント
FORMULA 1 Grand Prix de Monaco 2008

1位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
「月にも上りそうな心境だ。モナコの勝利は、間違いなく僕のキャリアハイライト。今日という日を絶対に忘れることはないだろう。素晴らしい仕事をしてくれたスタッフ全員と、常に支援してくれる家族に感謝したい。今日は何かと慌ただしいレースだった。スタートがうまく行ってキミ(ライコネン)をパスして、フェリペ(マッサ)にアタックするチャンスを窺っていた。すると、突然雨が強くなって、視界が急に悪化した。タバココーナーは、コースにかなり水が乗っていて、突然オーバーステアに陥った。衝撃はほんのわずかだったが、タイヤにダメージを受けて、ピットに入らざるを得なかった。セーフティカー・ピリオドでギャップを短縮できたのはラッキーだった。同時に2ストップ作戦に切り換えた。首位に立って、マージンを40秒に拡大した時点で、チームからは「これでひとまず安心だ」と言われたが、2度目のセーフティカー導入でそのマージンを一気に失ってしまった。だが、レースをコントロールすることができた。忙しい1日だったが、素晴らしい結果だ!」

2位 ロバート・クビサ (BMW)
「結果にはとても満足している。僕たちが2位でフィニッシュするペースがあるとは思っていなかった。非常に運転が困難なコンディションでの素晴らしいレースだったし、こんな激しい雨になるとは思っていなかった。レース全体を通して、視界とタイヤに問題があった。ここでのミスはとても危険だから、可能な限りミスをしないようにしたんだ」

3位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
「3位で終えたことは残念だ。このトラックでは、このような状況が簡単に起こり、僕たちが好まないイベントだからね。スタートで、 僕はとても早く、マシンは完璧だった。でも、それから僕は1コーナーでミスをした。イエローラインの上でブレーキングし、ロバートにポジションを奪われた。でも、数ラップで彼の後ろにつき、より激しくプッシュできるとわかった。雨が再び降ると考えて、僕たちは戦略の変更を決断した。でも、間違った選択であることがわかった。フルタンク、ドライのトラックで、スタンダード・レイン・タイヤは、ライバルが使っていたものと同じようなグリップがなかった。それに加え、レースの一部で、マシンとピットの間の無線が通じなかった。起こったすべてを考えれば、これらの6ポイントはチャンピオンシップを考慮してまだ重要なものだ。僕たちはまだシーズンの3分の1だけだし、まだ長い道のりがある。」

フェラーリ、マッサが3位&ライコネンは9位で首位脱落

2008年5月26日
フェリペ・マッサが3位表彰台(フェラーリ)
フェラーリは、F1 モナコGPで、フェリペ・マッサが3位、キミ・ライコンネン9位だった。

ポールポジションからスタートしたマッサは、スタートを決めトップでレースを展開。しかし、15週目の1コーナーでオーバーラン。クビサに抜かれる。その後、ワンストップ戦略に切り替えたが、タイヤ交換のミスなどもあり、クビサからポジションを奪えず3位でレースを終えた。

マクラーレン、ルイス・ハミルトンがモナコ初勝利

2008年5月26日
マクラーレンのルイス・ハミルトンが優勝(モナコGP)
マクラーレンは、F1 モナコGPで、ルイス・ハミルトンが1位、ヘイキ・コバライネンは8位だった。

3番手からスタートしたハミルトンは、スタートでキミ・ライコネン(フェラーリ)をかわし2位に浮上。そのあと、タバココーナーでバリアに接触し、右リアタイアを破損。ピットストップを余儀なくされるが、このピットストップで1ストップに戦略を変更。この作戦変更が功を奏し、2位との差を大きく広げてレースをコントロール。2年目にして、伝統のモナコで見事な優勝を遂げた。

ウィリアムズ、中嶋一貴が7位入賞

2008年5月26日
クラッシュし大破したニコ・ロズベルグのマシン(モナコGP)
ウィリアムズは、F1 モナコGPで、中嶋一貴が7位、ニコ・ロズベルグはリタイアだった。

中嶋一貴が7位入賞を果たした。多くの接触、リタイアがあった荒れたレース展開だったが、中嶋一貴は、粘り強い走りで7位完走。日本人初となるモナコでのポイント獲得。今季3度目のポイントフィニッシュを達成した。

ホンダ、バリチェロが6位入賞で今季初ポイント

2008年5月26日
今季初ポイントを獲得したホンダのルーベンス・バリチェロ
ホンダは、F1 モナコGPで、ルーベンス・バリチェロが6位、ジェンソン・バトンは11位でレースを終えた。

ルーベンス・バリチェロが6位入賞し、今季初となるポイントを獲得した。混戦の中断の中でうまく生き延び、貴重な2ポイントをチームにもたらした。

ジェンソン・バトンは、オープニングラップの接触でマシンを破損。後方から懸命な追い上げを見せるも11位でレースを終えた。
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