アントニオ・ジョヴィナッツィ F1
アンドニオ・ジョヴィナッツィは、フェラーリでF1を走るという大きな“夢”を持ち続けていると語る。

フェラーリの契約ドライバーであるアントニオ・ジョヴィナッツィは、今シーズンの開幕2戦で負傷したパスカル・ウェーレインの代役としてF1デビューを果たした。また、もうひとつのフェラーリのカスタマーであるハースで金曜フリー走行も行っている

フェラーリのリザーブドライバーを務めたアントニオ・ジョヴィナッツィは「予想よりも多くのことを得られた一年だった」と La Gazzetta dello Sport にコメント。

「GP2で素晴らしい一年を過ごした後、F1でフルシーズンを戦う準備はできていると感じていたことは書くつもりはない。でも、そういうものだ」

「でも、今は去年よりもはるかに準備が整っていると感じている」

しかし、アントニオ・ジョヴィナッツィの次のステップは明らかになっていない。ザウバーから出走したF1中国GPで不甲斐ないレース週末を過ごして以降、注目を集めえているのはもうひとりのフェラーリの育成ドライバーでありF2チャンピオンを獲得したシャルル・ルクレールだ。

「オーストラリアでは素晴らしい時間を過ごせたけど、中国はドライバーとしての僕のキャリア全体で最悪の週末だった」とアントニオ・ジョヴィナッツィは認める。

「メディアの様々なプレッサーに晒されている最も重要な段階でそれは起こった。批判家は僕をかなり工芸下。僕は常に地に足を着けていた方がいいことを理解している」

「うぬぼれていたとは言いたくないけど、中国よりはその時点で自分ができるようりも大きなモクヒョを設定していたかもしれない。自分の限界を理解していなければならないし、全ては時間通りにやってくるものだ」

「でも、落胆していても成長する助けにはならない」

ザウバーは、2018年にオーナーと強い繋がりがあるマーカス・エリクソンが残留し、もうひとつのシートはシャルル・ルクレールが獲得するとの見方が強い。

しかし、フェラーリはシャルル・ルクレールのチームメイトとしてアントニオ・ジョヴィナッツィを乗せることをザウバーに説得しているとの噂もある。

ザウバーのチーム代表フレデリック・バスールは、2017年シーズンが終了する前に決断を下すことを示唆している。

もうひとつの噂としては、ロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンとすでに契約を結んでいるにも関わらず、フェラーリがハースに2018年のドライバーとしてアントニオ・ジョヴィナッツィを起用するようプレッシャーをかけているというものもある。

自分はF1グリッドに並ぶに値するかと質問されたアントニオ・ジョヴィナッツィは「多くの人と同じように、僕自身と僕の家族は、僕をここに連れてくるために大きな犠牲を払ってきた」とコメント。

「F1は、多くのチームでプレイできるフットボールとは違う。ここには世界で20のシートしかない。でも、僕は自分が大成功を収めているベッテルやハミルトンのようにやれると常に信じている」

「自分はまだシューマッハに続くことを夢見ていると言える」

「フェラーリと契約したときは信じられなかった。僕はずっとシングルシーターキャリアで“ジプシー”だったけど、今はマラネロの近くに住んでいるし、ほぼ毎日ファクトリーで働いている。今はホームのように感じているよ」

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カテゴリー: F1 / アントニオ・ジョビナッツィ