F1アメリカGP決勝:ハミルトンとルクレールが車両規定違反で失格

バンピーなサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われた56周のレース後、FIAのテクニカルデレゲートによるチェックで違反が発覚した。
ハミルトンは、戦略的なバトルでマックス・フェルスタッペンを最後まで追い込んで2位でフィニッシュし、ドライバーズランキングで2位のレッドブルのセルジオ・ペレスに19ポイント以内に迫っていた。
一方、ルクレールはフェラーリに1ストップ作戦を任され、レース終了までにポールポジションから6位に転落した。
調査の結果、ハミルトンに対するスチュワードの報告書にはこう書かれている。
「ヒアリングの中で、チームはFIAテクニカルチームによる計測が正しかったことを認め、スキッドパッドの摩耗が大きかったのは、バンピーなコースとスプリントレースという特殊なスケジュールの組み合わせにより、レース前にマシンのセットアップとチェックを行う時間が最小限に抑えられた結果であろうと述べた」
「スチュワードは、イベント期間中、車両が常にレギュレーションを遵守していることを確認する責任は競技者にあると指摘する。今回のケースでは、テクニカルデレゲートの報告書で定義されたエリアにおけるリアの横滑りは、FIAフォーミュラ・ワン技術規則第3条5.9 e)に記載されている閾値の範囲外であった」
「したがって、技術規則違反に対する通常のペナルティが課される」
同じ判決がルクレールにも適用され、両チームはこの決定に対して控訴することができる。
2023年 F1アメリカGP 決勝 結果・順位
| 順位 | No | ドライバー | チーム | 
|---|---|---|---|
| 1 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 
| 2 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 
| 3 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 
| 4 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル | 
| 5 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 
| 6 | 10 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ | 
| 7 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 
| 8 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ | 
| 9 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ | 
| 10 | 2 | ローガン・サージェント | ウィリアムズ | 
| 11 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ハース | 
| 12 | 77 | バルテリ・ボッタス | アルファロメオ | 
| 13 | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ | 
| 14 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 
| 15 | 3 | ダニエル・リカルド | アルファタウリ | 
| DNF | 14 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン | 
| DNF | 81 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン | 
| DNF | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 
| DSQ | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 
| DSQ | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 
カテゴリー: F1 / F1アメリカGP / ルイス・ハミルトン / シャルル・ルクレール

