F1アメリカGP決勝:ハミルトンとルクレールが車検不合格で失格の可能性
ルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールの2台がレース後の検査で不合格となり、F1アメリカGPの結果を失う可能性がある。

FIA(国際自動車連盟)のF1技術代表のジョー・バウアーは、彼らの車両が技術規定に準拠していないことが判明したことを認めた。メルセデスとフェラーリは、マシンの下側に取り付けられる必須のプランク(厚板)が摩耗して最小厚さ9mmを下回ってはならないと規定する第3.5.9条(e)に違反した。

ジョー・バウアーはこの問題をスチュワードの判断に委ねた。ハミルトンは2位、ルクレールは6位でレースを終えた。技術規定の違反は失格につながる傾向があるため、ドライバーとチームの両方が最終順位と獲得したチャンピオンシップポイントを失う可能性がある。

サーキット・オブ・ジ・アメリカズはF1カレンダーの中でも最もバンピーなコースのひとつで、何年にもわたってあちこちに補修や再舗装が施されてきた。それにもかかわらず、何人かのF1ドライバーは、昨年から路面が悪化しているところがあると指摘している。このバンプの大きさが、2チームが経験したプランクの摩耗を抑えることの難しさにつながっているようだ。

すべてのマシンはレース後に技術規則に準拠しているかどうかを検査される。FIAが発表した文書には、ハミルトンとルクレールのチームメイトを含め、他のドライバーのマシンがチェックに不合格だったという記述はなかった。カルロス・サインツJr.とジョージ・ラッセルはそれぞれ4位と7位でフィニッシュした。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / F1アメリカGP / ルイス・ハミルトン / シャルル・ルクレール