アルピーヌF1首脳 フランコ・コラピントの2027年残留は「実力次第」

2025年は苦戦が続いたコラピントだが、2026年はピエール・ガスリーに肩を並べる走りを披露。アルピーヌ首脳は昨季の低迷がマシン性能にも起因していたと認め、今季のパフォーマンスを改めて評価している。
コラピントの2027年残留は「実力次第」
アルピーヌのマネージングディレクターを務めるスティーブ・ニールセンは、フランコ・コラピントの2027年以降について、現時点で契約は決まっていないものの、今後のパフォーマンスが判断材料になると説明した。
コラピントは2025年シーズン途中、現在ハースのリザーブドライバーを務めるジャック・ドゥーハンに代わってアルピーヌのレギュラーに昇格。しかし、ミスが目立ち、チームメイトのピエール・ガスリーとの差も大きく、厳しいデビューイヤーとなった。
それでもアルピーヌは2026年もコラピントを起用。その判断は今季ここまで実を結んでおり、コラピントはガスリーに匹敵する速さを見せるまでに成長している。開幕から9戦で5度の入賞を記録し、カナダGPでの6位が最高成績となっている。
ニールセンはコラピントについて次のように語った。
「誰もがもっと上を目指している。フランコは立ち上がりに時間がかかるタイプのドライバーだと言っていいだろう。ただ、着実に良くなっている」
「今季はすでにいくつか素晴らしいレースを見せている。マイアミも中国も良かった。確実に成長しているし、適切なタイミングで我々が判断を下すことになる」
「十分な実力があるなら彼は残るし、そうでなければもっと良い選択肢を選ぶ。それがF1という世界だ」
昨季の苦戦はマシン性能も影響
ニールセンは、2025年にコラピントの評価が難しかった背景として、当時のアルピーヌのマシン性能の低さを挙げた。
2025年のアルピーヌはグリッド最後方に沈むことも多く、ドライバー本来の実力を正確に見極めることが困難だったという。
一方、2026年は新パワーユニット規則の導入により、コラピントのドライビングスタイルにより適したマシンとなり、安定したレース運びができるようになったとニールセンは評価している。
さらに、次のように続けた。
「特にレースでの安定感は昨年より大きく向上しているし、ピエールについていく力も良くなっている」
「昨年もそういう場面は少しあったが、当時の我々のマシンは非常に競争力が低く、本当の実力を見極めるのは難しかった」
「だが今年は何度かピエールと互角に戦えている。それを見ることができたのは非常に良いことだ」
ニールセンの発言からは、アルピーヌがコラピントを2027年の有力候補として評価していることが分かる。ただし、残留が保証されているわけではなく、最終的な判断は今後のパフォーマンス次第だ。ガスリーと互角に戦い続け、現在の成長を維持できれば契約延長の可能性は高まる一方、それができなければ別の選択肢が検討される。アルピーヌはコラピントの成長を評価しつつも、F1の世界では結果がすべてという姿勢を崩していない。
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