ルノーCEO 「アルピーヌF1チームを売却することは絶対ない」
ルノー・グループのCEO、ルカ・デ・メオは、アルピーヌF1チームは売り物ではないと主張している。

昨年、2024年の人事の混乱とそれに続く業績不振の中、チームの大部分が投資家グループに売却された。これにより、アルピーヌF1チームはアンドレッティ・キャデラック連合にとって買収するのに最適なチームかもしれないという憶測が高まった。

「はっきりさせておきたい」とデ・メオはAutocarに語った。「諦めるつもりは毛頭ない。このチームの何一つとして手放すつもりはない」

パドックでの共通認識は、グリッド上で最も小規模で最も競争力のないチームでさえ、現在では価値が10億ドルを超えるということだ。

「あちこちからオファーがあったよ」とデ・メオは語る。「そして、それをマスコミに話した。だが、興味はない。バカげてるし、そんなことはしない」

しかし、彼はアルピーヌF1チームの現在の問題が深刻であることを認め、近いうちにさらに多くの主要スタッフメンバーがチームを去るだろうとしている。

デ・メオは、チームの抱える問題は、ルノーのパワーユニットに「問題が発生した」ハイブリッドエンジン時代の始まり(2014年)にまで遡ることができると考えている。
「そして今年、私たちはクルマで失敗してしまった」とデ・メオは語った。「すべてを合わせると、必要なレベルから1.5秒も遅れている」

「今年と2025年に向けて、まずは現在の体制で戦い、次のサイクルに向けて正しい方向性を探っていく。現時点ではトップチームになる資格はないと思うが、F1に観光客として参加しているわけではないので、一生懸命努力する必要がある」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / アルピーヌF1チーム / ルノーF1チーム