アルピーヌF1チーム、ジャック・ドゥーハンを2回のルーキーFP1に起用
アルピーヌF1チームは、アカデミー ドライバーのジャック・ドゥーハンが、F1メキシコGPのフリー走行1回目にグランプリ週末デビューを果たし、最終戦F1アブダビGPでの同セッションでA522のステアリングを握ることを発表した。

19歳のジャック・ドゥーハンは、メキシコの首都にある 4.304km のアウトドローモ エルマノス ロドリゲスでエステバン・オコンのA522を運転し、2回の必須のルーキープラクティス義務の一環として1時間のプラクティスを行う。

また、ジャック・ドゥーハンは、最終戦F1アブダビGPでのフリー走行1回目に出走し、フェルナンド・アロンソのA522を引き継ぐ。これでアルピーヌF1チームはルーキプラクティスを消化することになる。

ジャック・ドゥーハンは、9月にモンツァで開催されたチームの100km制限のフィルミングデーでA522を運転しており、F1メキシコGPのフリー走行はA522での2回目の走行となる。その経験に加えて、ジャック・ドゥーハンは、5月のカタール、6月のモンツァ、9月のブダペストち、2022年を通して昨年マシンのA521でテストを重ねてきた。

MotoGPのレジェンド、ミック・ドゥーハンの息子であるジャック・ドゥーハンは、グランプリ ウィークエンド デビューを果たし、モータースポーツの頂点である国際舞台で家族の遺産を引き継ぐ。。

2021年のFIA F3 選手権をランキング2位で終えたジャック・ドゥーハンは、今年1月にアルピーヌ アカデミーに参加。FIA F2のルーキーキャンペーンでは、3回のレース勝利、さらに3回の表彰台と3 回のポール ポジションを獲得し、11 月のアブダビでの1ラウンドを残してランキング3 位とトップルーキーを獲得することに照準を合わせている。

ジャック・ドゥーハンは「メキシコのフリー走行でドライブする機会を与えてくれたアルピーヌに心から感謝している」とコメント。

「F1マシンの運転を任されることは常に大きな名誉であり、グランプリ週末にその機会を得ることは非常に特別なことだ。最終的にはこれを毎週行うことが目標であり、この経験はその目標を達成するためのもう1つのステップだ」

「できる限りの準備をしてきたけど、標高が高く最高速度が非常に高いこのタイプのサーキットでマシンを体験するのは非常にエキサイティングだと思う。その日はハードワークし、チームが設定したすべてのことを行うと同時に、またとない機会になるとわかっているので、その瞬間を楽しみたいと思っている」

アルピーヌF1チームの代表であるオトマー・サフナウアーは「ジャックがメキシコでチームに加わり、フリープラクティス1 の運転業務を引き継ぐことを発表できることを非常に嬉しく思う」とコメント。

「今シーズンの多くの分野でのジャックの進歩に全員が感銘を受けており、彼はこのチャンスに値する。我々は彼の高いポテンシャルを育み続けている。

「若いドライバーにF1カーをテストする機会を与えることは重要であり、我々のアカデミー プログラムはまさにそれで成功を収めていることが証明されている。ジャックはセッション中に懸命に働き、F1グランプリ週末に関わった経験からできる限りのことをしてくれることを期待している」

ジャック・ドゥーハン アルピーヌF1チーム

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カテゴリー: F1 / アルピーヌF1チーム / F1アブダビGP / F1メキシコGP