ルノーCEO 「フェルナンド・アロンソは新生アルピーヌF1に意欲的」
グループ・ルノーを率いるルカ・デメオは、フェルナンド・アロンソがアルピーヌF1として象徴的なフランスカラーのマシンでF1に復帰することに“非常に意欲的”だと語る。

ルカ・デメオは、汚職スキャンダルで失脚したカルロス・ゴーンの後任としてグループ・ルノーのCEOに就任。個別の取締役が『ルノー』『アルピーヌ』『ダシア』『新たなモビリティー』の4つのビジネスユニットを率いる新たな組織体制を敷いた。

そして、F1イタリアGPの週末には、2021年から黄色と黒のルノーF1チームから、フランスのスポーツおよびレーキングカーブランドである『アルピーヌF1チーム』の名前のもとでフランスの青・白・赤のカラーリングで参戦することを発表した。

2021年から2025年の新コンコルド合意に全面的にコミットしたルカ・ドメオは、ルノーがF1から完全に撤退する準備ができていたとの報道を否定した。

「私はcar guyだ。自動車愛好家だ」ミラノ生まれのルノーのCEOはモンツァで Corriere della Sport に語った。

「私はF1プロジェクトを撤退できる人物ではなかった。子供の頃、旗を振るためにここに来ていた」

「リニューアルには新しいアイデアが必要だった。我々は結果を出す必要があり、世界的に有名なドライバーを採用した」とルカ・デメオは2021年に同チームからF1復帰するフェルナンド・アロンソに言及した。

「彼だけでもブランドだ。フェルナンドに話したし、彼は非常に意欲的だ。私と同じようにね。私も自分のキャリアを始めたルノーに戻ってきた」

53歳のルカ・デメオは、ルノーでキャリアを始めたが、その後、トヨタ、フィアット、フォルクスワーゲンに移った。彼の次のミッションの1つはルノーのスポーツ活動を再構築することだ。その最前線にいるのがアルピーヌだ。

「非常に重要な変更だ。ルノーは43年前にF1に参戦した。たとえ、それが栄光の名前であったとしても、アルピーヌとともにそれはさらに良くなるだろう」

「我々は新しいコンコルド協定の企画者の一人であり、新しいルールによって、スポーツとビジネスに大きなチャンスがあると信じている」

「ルノーに戻ったとき、私はアルピーヌ・ブランドを再発見した。懐かしさがあった。過去の魅力は素晴らしいが、我々は未来を築く必要もある」

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カテゴリー: F1 / アルピーヌF1チーム / ルノーF1チーム / フェルナンド・アロンソ