アルファタウリ レッドブルF1の“ジュニアチーム”のイメージから脱却へ
スクーデリア・アルファタウリは、F1におけるレッドブルの「ジュニアチーム」というイメージから脱却してレースを進めている。

ファエンツァを本拠地とするチームは2024年に向けて全面的にブランド変更を行っており、名前は「レーシング・ブルズ」に変更されると考えられている。

長年チームのボスを務めたフランツ・トストが辞任し、後任にはフェラーリのスポーティングディレクターだったローラン・メキースが長期間のガーデニング休暇を経て始動した。

「新しい役割を引き受けるまでに何か月も待たなければならないと知ったとき、とてももどかしいことになるだろうと思った」と46歳のメキースはSpeed Weekに語った。

「でも、振り返ってみると、この休みは良かった。立ち止まり、一歩下がって全体像を見ることができた。今、私はあるレーシングファミリーから別のレーシングファミリーに乗り換えることができる素晴らしい立場にあり、それに感謝している」

アルファタウリの「ジュニアチーム」としてのイメージに関しては、オーナーのレッドブルは、33歳のダニエル・リカルドがステアリングを再開し、チームとレッドブル・レーシングの間のより大きな相乗効果が模索される中、2024年に向けてそのイメージから脱却しようとしている。

「もうジュニアチームではないような気がする」とリカルドは語った。「来年に向けてたくさんの計画を立てているけど、それを軌道に乗せて証明して、より多くのポイントを獲得できることを願っている」

新チームCEOのピーター・バイエル氏も「我々は決してBチームにはならない」と同意する。

そして、レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、「アルファタウリはレッドブル・レーシングと同じ株主によって所有されているが、独立したチームである」と語った。

「彼らは、ギアボックスやサスペンションなど、レギュレーションで許可されている限り、当社の部品を使用することができる。それはウィリアムズがメルセデスから、あるいはハースがフェラーリからそれらを得るのと同じだ」

「ピーター・バイエルとローラン・メキースは競争力があり、二人ともレッドブル・レーシングのカスタマーチームとして競争し、チームを前進させたいと考えている」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・アルファタウリ / レッドブル・レーシング / ビザ・キャッシュアップRB