アルファタウリF1、角田裕毅&ローソンがQ2進出「タイヤに重点を置いた」
スクーデリア・アルファタウリのクラウディオ・バレストリ(チーフエンジニア / ビークルパフォーマンス)が、2023年F1第15戦イギリスGPの予選を振り返った。

イギリスGPでは、角田裕毅とリアム・ローソンが揃ってQ2に進出。角田裕毅はQ3進出まで0.013秒という僅差の11番手、2戦目にして初のQ2進出となったローソンは12番手という好成績を収めた。

「昨日のパフォーマンスのレベルには完全に満足していなかった。クルマは我々が望んでいた以上にスライドしており、いくつかのコーナーではあまり競争力がなかった。これらすべての理由から、ここモンツァでは常に重要なトレードオフであるストレートでの競争力を維持するための適切な妥協点を見つけるために、一晩かけてセットアップにいくつかの変更を加えることにした」とクラウディオ・バレストリはコメント。

「今日のプログラムだが、午前のセッションでは、さまざまな状況や燃料負荷に応じたセットアップ変更の検証に取り組んだ。低燃料走行では、Q1とQ2で予選セッションで好成績を収める可能性を最大限に高めるために、この2つのQ1とQ2で必須のハードおよびミディアムタイヤのコンパウンドに重点を置き、このアプローチが功を奏した。一晩で加えられた変化はポジティブなもので、これが非常に難しいセッションの中で両ドライバーとともにQ2に進むことができた理由だ」

「トラフィックを管理する必要があり、トウが重要な場所だ。Q2ではミディアムタイヤで競争力があったが、Q3に進むには十分な速さがなかった。ギャップは信じられないほど小さく、最後のラップも完璧ではなかったので、最終的には裕毅が11位、リアムが12位でフィニッシュした」

「今は、ポイントを狙う明日のレースに焦点を切り替える必要がある」

スクーデリア・アルファタウリ F1 イタリアGP

2023年 F1イタリアGP 予選Q3 結果・タイム
1.カルロス・サインツ(フェラーリ)
2.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
3.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
4.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
5.セルジオ・ペレス(レッドブル)
6.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
7.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
8.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
9.ランド・ノリス(マクラーレン)
10.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
11.角田裕毅(アルファタウリ)
12.リアム・ローソン(アルファタウリ)
13.ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
14.バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
15.ローガン・サージェント(ウィリアムズ)
16.周冠宇(アルファロメオ)
17.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
18.エステバン・オコン(アルピーヌ)
19.ケビン・マグヌッセン(ハース)
20.ランス・ストロール(アストンマーティン)

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・アルファタウリ / F1イタリアGP