マックス・フェルスタッペン レッドブルF1で不満爆発 無線で緊迫の応酬

これでフェルスタッペンは開幕4戦中3戦で無得点となり、2025年6月以来となるリタイアを喫した。新レギュレーション下でタイトル争いに加わると見られていたが、ERSの冷却問題や扱いづらいマシンに苦しんでいる。
レース中、その苛立ちは無線でのやり取りに色濃く表れた。エネルギーマネジメントへの不満は序盤から噴出する。
「なあ、このブーストボタンは何なんだよ」
バッテリー回復のためコーナーでのリフト&コーストが続く中、フェルスタッペンの不満はさらに強まっていく。
「レースの半分ずっとリフトしてるじゃないか、なんでだよ」
ジャンピエロ・ランビアーゼは状況を説明しながら対応を続ける。セクター2、特にターン7と8でタイムを失っていることを伝え、さらにターン6でのロスにも言及した。
レース中盤、両者のやり取りは一気に緊張感を増す。
「タイヤがもうダメだ。何もできない」
「マックス、前後のマシンとの差の主なロスはターン6のブレーキングと立ち上がりだ」
「オンボードを見てくれ」
このやり取りに対し、ランビアーゼは強い口調で応じた。
「私は君の味方だ、マックス。助けようとして情報を伝えている。それだけだ」
その後も細かな指示は続く。
「ターン6でリフトは必要ない」
「ターン1と14では必要だ、頼む」

しかし状況は改善せず、ラップ44にマシントラブルが発生。後にERSの冷却不具合と判明し、フェルスタッペンはリタイアを余儀なくされた。
マシンをピットに戻した後、ランビアーゼは無線でこう伝えた。
「ついてなかった、すまない」
両者のこうしたやり取りはこれまでも見られてきたが、通常は優勝争いの中でのものだった。しかし2026年シーズンは状況が異なり、苦戦が続く中でその緊張はより顕著になっている。
レッドブルにとって、この流れを断ち切れるかどうかが今後のシーズンの重要な焦点となる。
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