アルファタウリF1 「角田裕毅はオコンと張り合う素晴らしい走りをした」
スクーデリア・アルファタウリのクラウディオ・バレストリ(チーフエンジニア / ビークルパフォーマンス)が、2023年第8戦スペインGP決勝を振り返った。

角田裕毅は素晴らしいスタートを切り、トップ10圏内を走っていた。角田はかなり早い段階でストップし、2度ともアンダーカットを利用して9位をキープしていた。

しかし周が1コーナーでアウト側に回り込もうとしたとき、角田は周を幅寄せしてコースアウトさせ、スチュワードはこれを容認できないと判断した。これにより彼はこ5秒のタイムペナルティが科され、9位から12位まで順位を落とした。

デ・フリーズは静かなレースをし、今日は速いチームメイトについていくことができなかった。

「グリッドに着く最後の瞬間まで、数キロ先で雨が降っていたので、天候を注意深く観察していた。しかし、意外にも雨は降らず、予想通り2ストップでレースを終えることができた」とクラウディオ・バレストリはコメント。

「裕毅は素晴らしい走りをした。彼はレースのほとんどでオコンとは張り合うことができ、レースペースに関しては心強い限りだ。しかし、1コーナーで周(冠宇)を防御した際に、エイペックスで十分なスペースを空けなかったため、5秒のペナルティを受け、12位でフィニッシュした」

「ニックは、オープニングラップでいくつかポジションを落とし、第1、第2スティントのほとんどを車の列の中で過ごすことになったが、強いスタートを切った。ミディアムタイヤを履いた第3スティントは好調で、レース終盤にはピアストリに迫ることができ、14位でフィニッシュした」

「予選でミッドフィールドに接近し、ポイントを獲得するのに十分なパッケージを持っていたと思うので、この週末は少しチャンスを逃したような気がする。とはいえ、さまざまなコンディションでクルマについて多くのことを学ぶことができた」

スクーデリア・アルファタウリ F1 角田裕毅

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・アルファタウリ / F1スペインGP