アルファタウリF1代表、角田裕毅を称賛 「素晴らしい仕事をしてくれた」
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8番グリッドからスタートした角田裕毅は、スタート直後の1周目に接触されてトップ10から脱落したが、後半にニコ・ヒュルケンベルグ(ハースF1チーム)を抜いてポイント圏内に復帰し、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)を抑えて2戦連続の10位フィニッシュを果たした。
「最初にワンツーフィニッシュを再び記録したレッドブル・レーシングに謝意を述べたいと思う」とフランツ・トストは語り始めた。
「我々の話をすると、まず、バクーにはいくつかの空力のアップデートを持ち込んでいたのだが、これらが上手く機能しているようなので満足している。ビスターのチームが素晴らしい仕事をしてくれたので、レースウィークエンドのスタートから高い競争力が得られていた」
「もちろん、ハイライトは裕毅が8位でフィニッシュした金曜日の予選だ」
「今日の決勝での裕毅はストロールとラッセルに1周目でオーバーテイクされてしまったが、彼らのマシンは我々のマシンより速いので想定内の展開だった」
「とにかく、裕毅は素晴らしい仕事をしてくれた。マクラーレン勢の間に割って入り、ノリスを追い込みながらピアストリを抑え続けた。再び強力なパフォーマンスを見せてくれた裕毅を大いに称賛したい。この結果からは、彼がレースごとに成長していることが分かる」
「残念ながら、ニックはアクシデントに見舞われた。ターン5でウォールに接触して左フロントのトラックロッドが折れてしまったため、リタイアとなった」
「我々のマシンのパフォーマンスはシーズン開幕時と比べると大幅に向上しているので、次のマイアミのレースがこれまで以上に楽しみだ」
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カテゴリー: F1 / スクーデリア・アルファタウリ / F1アゼルバイジャンGP / 角田裕毅