アルファタウリF1、2セット目のインター投入は裏目「厳しい日曜日」 / F1日本GP
スクーデリア・アルファタウリのF1マシンパフォーマンス責任者を務めるギヨーム・ドゥゾトゥが、2022年F1日本GPの決勝レースを振り返った。

雨に翻弄され、長丁場となったF1日本GP。スクーデリア・アルファタウリは、リスタート後の路面コンディションを見て両方のドライバーに2セット目のインターミディエイトを投入したが、角田裕毅は13位、ピエール・ガスリーは18位でレースを終えた。

「私たちにとって厳しい日曜日になりました。鈴鹿で1ポイントも取れずに終わってしまいました」とギヨーム・ドゥゾトゥはコメント。

「ピエールはピットレーンスタートからすぐに追いつきましたが、カルロス(サインツ)のクラッシュで吹き飛んだパネルが当たってしまいました。これでフロントウイングとフロントホイールのウイングレットが壊れてしまいましたが、赤旗中断中に修復することができました」

「リスタート時の視界は相当悪かったですが、グリップは十分だったので、すぐにインターミディエイトへ交換してウェットを履いたままのマシンを追い始めました」

「そのあと、デグラデーションのスピードが速かったので、もう一度ピットインさせましたが、残念ながら前走するマシンたちに追いつけませんでした」

「裕毅のレースですが、ファーストスティントはランド(ノリス)の後方で少しタイムを失ってしまいました。それで裕毅もピットインさせて2セット目のインターミディエイトでニコラス(ラティフィ)の集団を追走させました」

「裕毅はいくつかのオーバーテイクを成功させてポジションを上げましたが、残念ながらポイント圏内には入れませんでした」

「次のレースで向上できることを願っていますが、まずは2回目のワールドチャンピオンを獲得したマックスを祝したいです」

スクーデリア・アルファタウリ F1 日本グランプリ

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・アルファタウリ / F1日本GP