アルファタウリF1 「角田裕毅はドライブラインのトラブル」 / F1サウジアラビアGP決勝
スクーデリア・アルファタウリのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、2022年F1第2戦サウジアラビアGPの決勝を振り返った。

決勝直前にレコノサンスラップで角田裕毅のマシンにトラブルが発生。エンジンが停止してレースに出場することはできなかった。チームメイトのピエール・ガスリーは、9番グリッドからスタートして8位でフィニッシュ。チームにポイントをもたした。

「裕毅のレースに関しては、ドライブラインのトラブルでスタートをすることができまなかった」とジョディ・エギントンはコメント。

「特に語るべきコメントはないが、次のレースに向けてトラブルの詳細をしっかり分析及び把握していきたいと思う」

「ピエールのレースに関しても、セーフティーカーのタイミングによってポジションを落としてしまうなど、全てが順調にはいかなかった。しかし後のVSCによって挽回するチャンスを見出し、8位でフィニッシュすることができた。またこういったチャレンジに加え、レース終盤にピエールは、パフォーマンスに影響が出てしまうほどの体調不良を訴えていたが、なんとかハースを抑え続けてくれていた。彼には本当に感謝している」

「ポイントを獲得することはできましたが、パッケージの能力を最大限に引き出すことができず、複雑な心境で今週は終了した。特に裕毅のマシンなど、何もトラブルが起きずに決勝を迎えることができていたら、毎レースでポイントを獲得することができていたと思う。オーストラリアでは、さらにハードに作業を進め、さらに良いパフォーマンスを披露することができるよう尽くしたいと思う」

角田裕毅は「信頼性に関わる問題が出てしまい、自分にとって本当に悔しい週末となりました」とコメント。

「まずはじめに予選を走れず、今日もドライブラインに関するトラブルでグリッドに辿り着く事ができませんでした。Q3や決勝でのピエールのパフォーマンスを見る限り、彼はすごく順調なペースで走行することができていたので、バーレーンと比べて今回のサーキットはチームのマシンとの相性が良かったと思います」

「今回は本当に残念です。中団の戦いはかなり接戦になっていくと思うので、毎戦ポイントを獲得していくことが重要なのですが、今日ポイントを逃してしまいました。しかし、こういったことは起きてしまうので、オーストラリアでは強くなって戻ってきたいと思います」

ピエール・ガスリーは「今日のレースにはとても満足しているし、ポイントを獲得できて嬉しい」とコメント。

「セーフティーカーが出る30秒前にピットに入ってしまい、順位を落としてしまったのはアンラッキーだった。なんとかP8まで挽回することができて本当に良かった。残り15周のところで腹痛に見舞われ、非常に困難なレースだった」

「クルマのフィーリングはかなり良く、思い通りにプッシュすることができたけど、もう少しダウンフォースが必要だと感じた。改善すべきポイントは把握できているので、解決策を見つけつつ、このまま進んでいければと思う」

スクーデリア・アルファタウリ F1 サウジアラビアグランプリ

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・アルファタウリ / F1サウジアラビアGP