アルファタウリF1 「角田裕毅はブレーキ、ガスリーはシステムの問題」 / F1イタリアGP 結果
アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、2021年F1イタリアGPの決勝を振り返った。

前日のスプリント予選でクラッシュを喫したピエール・ガスリーは、スタートが最後尾となることが決まっていたことから、パワーユニット(PU)を交換。エナジーストアが新スペックとなったため、レギュレーションによってピットレーンスタートが決まった。

しかし、レコノサンスラップでガスリーが異常を報告。これを修復してのスタートとなった。角田裕毅は、一度グリッドに着いたものの、こちらも問題が発覚し、グリッド上での修復を断念。ガレージに戻ったものの解決することができず、スタートに間に合わなかった。さらに、ガスリーも1周目を終えてリタイアせざるを得ず、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダは2台ともポイントを逃す厳しい結果となった。

「残念なことに、両ドライバーが出場できないまま今日のレースは終わってしまった」とジョディ・エギントンはコメント。

「ユウキがレコノサンスラップでブレーキングのトラブルを報告してくれたので修理を試みたが、解決できずリタイヤとなってしまった。その後、ピエールのマシンに見つかったシステムトラブルにより、そのマシンもリタイヤせざるを得なかった」

「金曜日のピエールの素晴らしいパフォーマンスを披露することができず本当に悔しい。同様に、ユウキは彼にとってかなり重要となるレースの経験を積むことができず、チームも一番の競争相手とのファイトができなくなってしまった。しかし、パッケージ自体は十分周りと戦えるものであり、チーム全員が次のレースで実力を発揮し、挽回できるよう努めていく」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / スクーデリア・アルファタウリ / ホンダF1 / F1イタリアGP