アルファタウリ 「AT01の風洞数値は良好」「ホンダF1エンジンも進歩」
アルファタウリのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは、2020年に新たにリブランドしたチームは“コンストラクターズ選手権5位以内にいなければならない”と抱負を語った。

昨年までスクーデリア・トロ・ロッソとしてF1に参戦していたファエンツァのチームは、今年からスクーデリア・アルファタウリ・ホンダにブランド変更され、2月14日(金)にオーストリアで2020年F1マシン『AT01』を発表した。

注目のカラーリングは、ネイビー×ホワイトでカラーリングは艶消し塗装で処理されている。赤で掲載されるHondaのロゴもワンポインとして目立っている。ピエール・ガスリーとダニール・クビアトが着用するレーシングスーツもマシンカラーに合わせてホワイトをベースにスポンサーロゴなどをネイビーで統一された。

発表イベントでスピーチしたフランツ・トストは、AT01が風洞で“非常に良い結果”を示しており、2020年のF1世界選手権にむけて“非常に楽観的”だと語った。

「我々はこの新シーズンにむけて非常に楽観的だと言わなければならない」とフランツ・トストはコメント。

「まず、マシンは風洞で非常に良い結果を示している。第二にホンダは冬の間にパフォーマンス面から信頼性面まで大きな進歩を遂げた。第三に我々には二人の優れたドライバーがいる。彼らは昨年それをすでに指名ている」

「我々は本当に楽観的であり、チームはうまく機能するにちがいない。アルファタウリとは本当に強力なパートナーシップを結んでおり、アルファタウリが成功したシーズンを過ごせると本当に確信している」

2019年、トロロッソ・ホンダとして、チームは85ポイントを獲得してコンストラクターズ選手権6位を獲得。チーム史上最強のシーズンとなる2回の表彰台を獲得した。

2020年F1マシン『AT01』は、レッドブル・テクノロジーを介して、昨年マックス・フェルスタッペンが3勝を挙げたレッドブル・ホンダ RB15のパーツが多数流用された。

2020年のF1世界選手権にむけてアルファタウリとしての期待について質問されたフランツ・トストは「コンストラクターズ選手権でトップ5位内にいなければならないというのが我々の期待だ」とコメント。

「最大のライバルはルノー、マクラーレン、レーシング・ポイント、そして、ハースだと思っている」

「我々はレッドブル・テクノロジーと非常に密接な関係にある。完全なリアサスペンション、ギアボックス、油圧装置、フロントサスペンションがある。それはメカニカル的にも非常に競争力があることを意味する」

昨年、トロロッソでダニール・クビアトとピエール・ガスリーはそれぞれドイツとブラジルで表彰台を獲得。アルファタウリに名前を変える2020年も同じラインナップを継続する。

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・アルファタウリ / ホンダF1