フェルナンド・アロンソ インディ500
フェルナンド・アロンソが、インディ500の決勝へむけての意気込みを語った。

今週末に行われるインディ500の決勝を前に、メディア・デイが木曜日に実施された。33人のドライバーたちは、インディアナポリス・モーター・スピードウェイに結集し、世界中から押し寄せたメディアからの質問に答えた。特に、フェルナンド・アロンソの周りは黒山の人だかりとなり、1時間にわたって取材を受け続けた。

「インディ500の決勝のスタートが近づいているが、今の僕は非常に落ち着いている」とフェルナンド・アロンソはコメント。

「この約1カ月間、僕はハードワークをこなしてきた。それは十分ではないかもしれないが、もうそれ以上は行うことができないところまできた」

「どんなに大きなイベントといえども、僕は精神的に高ぶったりはしない。どんなレースを戦うのにも冷静さが保たれていなければならないからだ」

「インディ500はローリングスタートだが、僕が最後にローリングスタートをしたのは1997年のレーシングカートの世界選手権だった。でも、全く心配はしていない。いいスタートをするために、過去のレース映像、オンボードカメラからの映像などを見て研究し、同時にチームが持つスタート時のデータも参考にしている」

「また、シミュレーターを使っての練習や研究も行っている。そこでは、自分なりに考えたことにもトライしている。もちろんシミュレーターの場合は、周りにライバルのマシンは1台もいない」

「日曜日のレースでは、僕が失敗をしたり、少しタイミングを外してしまったりということがいくつか起こるだろう。そうした状況にどうやって対応すべきなのかを、できればレース距離の半分に達する前に経験し、マスターしたいと考えている。そうすれば、レースの後半戦で勝負できると思う」

金曜日は、決勝前の最後の練習走行が1時間だけ行われ、ピットストップ・コンテストも開催される。土曜日はパレードが行われ、日曜日に500マイルレースのスタートが切られる。

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / インディカー