デイモン・ヒルがアロンソに猛反論「フェルスタッペン最高説はナンセンス」

一方、元ハースF1代表のギュンター・シュタイナーは、メルセデス移籍が噂されるフェルスタッペンについて「今となってはチャンスを逃したことを後悔しているはずだ」と持論を展開。レッドブル・レーシングで苦戦する王者を巡り、F1界からさまざまな意見が飛び交っている。
アロンソ「フェルスタッペンは今もF1最高のドライバー」
2026年シーズンは新レギュレーションへの移行により、レッドブル・レーシングは苦戦を強いられている。4年連続でF1王座を獲得したマックス・フェルスタッペンもマシン性能に苦しみ、シーズン3分の1を終えた時点でドライバーズランキング7位に低迷。表彰台も2回にとどまっている。
それでもフェルナンド・アロンソは、フェルスタッペンの実力を疑っていない。
「マックス・フェルスタッペンはグリッドで最高のドライバーだ。今年はランキング5位か6位で終わることになるかもしれない」
「その意味ではF1は少し不公平なのかもしれない。でも、理解したくない人たちに説明しても時間の無駄だ」
アロンソは、現在の順位はマシン性能を反映したものであり、フェルスタッペン自身の能力を示すものではないとの考えを示した。
デイモン・ヒルがSNSで真っ向から反論
しかし、この発言に異を唱えたのが1996年F1ワールドチャンピオンのデイモン・ヒルだった。
ヒルはSNSでアロンソのコメントを引用し、次のように投稿した。
「まったくのナンセンスだ! この件についてはフェルナンド・アロンソ(FA)の意見に強く反対する」
ヒルは理由までは詳しく説明していないものの、アロンソが断言した「フェルスタッペンが現役最高のドライバー」という評価には賛同できないとの姿勢を明確に示した。

シュタイナー「メルセデス移籍の機会はもう失われた」
一方、フェルスタッペンの将来についても議論が続いている。
元ハースF1代表のギュンター・シュタイナーは、フェルスタッペンがメルセデスへ移籍する絶好のタイミングを逃したとの見方を示した。
シュタイナーによると、メルセデスがジョージ・ラッセルとの契約交渉を進めていた時期には、フェルスタッペンを獲得候補として検討する余地があった。しかし、新レギュレーションの行方を見極めようと判断を先送りした結果、その機会は失われたという。
現在のメルセデスはラッセルとキミ・アントネッリというラインアップに大きな信頼を寄せており、フェルスタッペンを獲得するにははるかに高額な契約が必要になるだけでなく、チーム内のバランスを崩すリスクもあるとシュタイナーは指摘した。
さらに、フェルスタッペンのこれまでの振る舞いはメルセデスのチーム文化には必ずしも適合せず、他チームで許容されてきたようなスタイルをメルセデスが受け入れるとは考えにくいとの見解も示している。
アロンソが「現役最高」と断言したフェルスタッペンに対し、ヒルはその評価を真っ向から否定。一方でシュタイナーは、レッドブル・レーシングで苦戦する現状に加え、移籍市場でも選択肢が狭まりつつあるとの見方を示しており、4度の世界王者を巡る議論は今後も続きそうだ。
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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / マックス・フェルスタッペン
