F1:フェルナンド・アロンソ、角田裕毅への“指振りジェスチャー”の真意を説明
フェルナンド・アロンソは、F1オーストリアグランプリでの角田裕毅への“指振りジェスチャー”は、オーバーテイクを試みたときに芝生に押し込まれたことに対する文句だったと説明した。

フェルナンド・アロンソは、レース後半に角田裕毅とポジションを争い、ターン4までのストレートで抜きにかかったが、角田裕毅がアロンソの方に車を寄せたことで、芝生に半分押し出された。

角田裕毅の防御に明らかに苛立ったフェルナンド・アロンソは、ターン4のインサイドで追い抜きを完了させる前に、右手をステアリングホイールから少し離し、角田裕毅に指を振った。

「僕は芝生の上にいた。なぜ彼が私をそこまで押し込んだのか分からない」とフェルナンド・アロンソは角田裕毅の行動についてメディアに語った。

「芝生でDRSを使って、全開だった。防御する方法はなかった。すでにサイド・バイ・サイドだったし、意味が分からない」

「そんな感じだ。時速300kmはで避けたほうがいいけど、大丈夫だった」

角田裕毅を抜いた後、スプリントを電気系の故障によってスタートできなかったフェルナンド・アロンソは10位でフィニッシュいた。

フェルナンド・アロンソのチームメイトであるエステバン・オコンも、今季ベストとなる5位でフィニッシュ。アロンソは、アルピーヌF1チームがレッドブルリンクで示したペースに満足していると語った。

「序盤はトリッキーなレースだった」とフェルナンド・アロンソは語った。

「僕たち全員がDRSトレインのなかにいたので、追い越すのは非常に困難だった」

「でも、周りの車よりもずっと速く感じたし、今日の車のパフォーマンスにはとても満足していて楽観的だ」

「僕たちが普段戦っている車は、僕たちのペースに比べて本当に遅かったし、それは非常に良い兆候だ」

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / F1オーストリアGP / 角田裕毅