「アロンソはスポーツカーでチームプレイを学んだ」と元F1ドライバーのジェンソン・バトン
元F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンは、フェルナンド・アロンソが2021年にF1に復帰する際には“非常に異なる”ドライバーになっており、スポーツカーレースを経験したおかげでより良いチームプレイヤーになると考えている。

2回のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、2018年シーズンの終わりにF1から離れて、他のレースカテゴリーに参戦していたが、2021年にアルピーヌF1へと名前を変えるルノーからF1に復帰する。

フェルナンド・アロンソは、トヨタでル・マン24時間レースに2回優勝し、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴と組んで、FIA 世界耐久選手権(WEC)のタイトルを獲得した。

今年、フェルナンド・アロンソは、トヨタとダカールラリーに参戦し、世界3大レースでの“トリプルクラウン”を達成するためにインディ500に参戦したが優勝は叶わなかった。だが、すでに2021年からのルノーでのF1復帰に集中しており、すでにF1マシンによるテストを精力的に行っている。

フェルナンド・アロンソは、別のシリーズに参戦して後、F1に戻る初めてのドライバーではない。直近では、キミ・ライコネンが2009年にフェラーリF1を去った後、WRCとNASCARに参戦した後、2021年にF1に戻っている。

2015年にマクラーレンでフェルナンド・アロンソのチームメイトだったジェンソン・バトンは、F1から離れた時間がキミ・ライコネンと同じようにアロンソに良い結果をもたらすと感じている。

「ライコネンはF1から離れて数年を過ごし、F1がいかに優れているかを実感した」とジェンソン・ボタンは語った。

「それが彼らが戻ってくる理由であり、それがフェルナンドが戻ってくる理由だ。それは間違いなく彼を助け、フェルナンドはより良いドライバーとして戻ってくる思う」

「彼がレーシングドライバーとしてより熟練しているのか、もしくは彼のチームとの働き方かどうかに関わらず、彼は非常に異ったドライバーになっていると思う」

「3~4年前のフェルナンドはチームが加入を望まないドライバーだった。だから、それを見るのは興味深いだろう」

「しかし、今では、彼はよりチームプレーヤーであり、成功する必要があることを理解していると思う」

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / ルノーF1チーム / ジェンソン・バトン / アルピーヌF1チーム