フェルナンド・アロンソ デイトナ24時間レース ユナイテッド・スポーツカー選手権
フェルナンド・アロンソは、デイトナ24時間レースの予選でユナイテッド・オートスポーツのLMP2カーから“最大限”を引き出したと述べ、予選13位に終わったマシンのペース不足に不満はないと述べた。

2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、“3冠”達成という夢を達成するべく、将来のル・マン24時間レースへの前哨戦としてデイトナで耐久レースデビューを果たす。

マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンが所有するユナイテッド・オートスポーツの23号車で予選に臨んだフェルナンド・アロンソは、ポールポジションを獲得したウェイン・テイラー・レーシングのキャデラックDPiから1秒遅れの13番手でセッションを終えた。

最速のマシンに乗れていないことに不満を感じているかと質問されたフェルナンド・アロンソは「ここに来る前から僕たちが最速ではないことはわかっていた。でも、同時にレースは十分に長いし、パフォーマンス不足を取り戻せる可能性はある」と RACER にコメント。

「僕たちは、ランド(ノリス)と僕という二人のルーキーがクルマに乗っている新しいチームだ。学ばなければならないことがたくさんあるし、競争力がなければならない、速くなければならないとおいうプレッシャーがないのは良いことだ」

「ある意味、学習経験であり、学習のためのレースだ。何度か言っているけど、リスペストする必要があるル・マン24時間レースにいつか挑むための準備でもある。今回のレースもリスペクトする必要があるし、僕よりも経験を積んで、準備が整っているドライバーがたくさんいることはわかっている。彼らと同じ準備をして、経験を積みたいのでれば、今週末はパーフェクトな機会だと思っている」

「同時に、去年プロトタイプとLMP2でベストだったドライバーの何人かは僕たちよりも少し後ろにいる。だから、プロトタイプでの初めての予選でかなり速さを示せたことは僕たちにとってサプライズだった。とても満足しているよ」

実際、フェルナンド・アロンソは同じユナイテッド・スポーツの32号車に乗るブルーノ・セナを1.2秒上回るタイムを記録している。

「僕たちの制限は異なるかもしれない。LMP2ではクルマによって多少の違いがあるし、僕たちのパッケージが最速ではないことはわかっているけど、24時間のレースではもう少し順位を取り戻せることを願っている」

「でも、満足している。初めてのリジェで十分なマージンを稼げた。僕たちはチーム内でトップだ。ブルーノ・セナはLMP2のチャンピオンだし、もう一台のクルマに乗っていた。僕たちは競争力があると感じたし、最大限を発揮できたと感じている」

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権