ウィリアムズ F1
ウィリアムズの副チーム代表クレア・ウィリアムズは、過去2シーズンの間にクルマの開発が間違った方向に進んだと述べた。

新しいパワーユニットレギュレーションが導入された2014年、ウィリアムズは効率的な空力パッケージがメルセデスのパワーユニットの優れたパフォーマンスを引き出すことに役立ち、コンストラクターズ選手権を3位で終えた。

2015年も3位を維持したウィリアムズだったが、今シーズンはフォース・インディアとの4位争いに敗れ、コンストラクターズ選手権5位でシーズンを終えた。

ウィリアムズは、チームが選択した開発の方向性によって問題が生じたと考えており、オリジナルのクルマは過去3シーズンにわたってさらに改善できる強さがあったと主張した。

「2013年は複雑なクルマでしたし、我々はその複雑さを取り除きたいと思いました」とクレア・ウィリアムズはコメント。

「2014年シーズン後に起こったことを考えれば、2015年と2016年は開発作業とシーズン中にもたらしたアップグレードの方向性がほぼ間違った方向に進んでいました」

「実際、クルマのベースコンセプトは強かったと思いますが、安定したレギュレーション、そのレギュレーションの範囲内で操作する余地がほとんどないという事実と結びついて、我々が採用した開発の方向性が問題を悪化させたと思います」

クレア・ウィリアムズは、開発の方向性が適切であれば、はるかに競争的な2016年を味わえたと考えている。

「我々には異なる方向に持っていくための多くの資金とリソースを持っていないので、それを投じて埋め合わせをすることはできません。我々にはそのキャパシティはありませんが、2016年の結果は我々の予算の結果だとは思っていません。それを我々のチームの制約だとは言いたくありません。我々には健全な予算、ビジネスの財源があると思っていますからね。今年は年間成績は力強いものでした。とにかく正しい決定ができませんでした」

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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング