小林可夢偉
ザウバーは、F1イギリスGPの決勝レースで、セルジオ・ペレスが7位、小林可夢偉はリタイアだった。

小林可夢偉 (リタイア)
「今週末は全体的にパフォーマンスが良かっただけに非常に残念です。今日のレースではとにかくついていませんでした。ミハエル(シューマッハ)との接触について、僕から言うことはそれほどありません。サイドバイサイドでもなかったし、彼はリヤにぶつかってきてますから」

「あの後、僕はダメージを受けたクルマで走るしかなかったです。そしてピットストップでも不運だったし、ストップ&ゴーも受けた上に、最後はチームがオイル漏れの症状が出ているのでクルマをコース脇に止めるように無線で伝えてきたため、ストップするしかありませんでした」

セルジオ・ペレス (7位)
「良いレースだったと思うし、チームにとって非常に良い結果だ。序盤はコンディションがかなり難しかったけど、なんとかトラブルを避けることができた。戦略も良かったし、ピットストップは完璧だった。残念ながら、ニコ(ロズベルグ)をオーバーテイクすることはできなかった。とても近づいていたけど、彼はストレードで速過ぎた。全体的に満足しているし、もう大変な時期は終わった。事故のあと、シーズンのリズムを取り戻して、以前の勢いを見つけるのに時間がかかった。2週間後はさらに強くなっているだろう」

ジェームス・キー:テクニカルディレクター
「今日はそこそこのリザルトだった。セルジオは序盤は濡れた路面もあり非常に難しいコンディションだったが、レースをうまくコントロールしたと思う。ドライタイヤに履き替えてからはワンストップしか行わなかった。ニコ・ロズベルグとほぼレース全般にわたってバトルしていたが、残念ながらかわすことができなかった。スタートがうまくいかずポジションを落としたが、彼の走行ペースと戦略で取り戻したのは素晴らしいチームワークだ。可夢偉にとっては非常に残念な結果となった。とてもコンペティティブだったが、メルセデスに接触されてしまった。さらにピットストップで問題があったため、予定していたタイミングよりもリリースするのが遅れて、決して意図していたわけではないがウイリアムズと接触してしまった。その際フロントウイングが壊れてかなりのダウンフォースを失い、ペースが遅くなってしまった。そして10秒ストップのペナルティを受けただけでなく、エンジンにオイル関連の問題も起きた。これはもしかしたらメルセデスとの接触の影響かもしれないが、とにかくエンジンがダメージを受ける前に彼をリタイアさせることにした。ともかく長い週末だったが最終的にポイントを獲得できたことをチームに感謝したい」

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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム / 小林可夢偉 / F1イギリスGP