角田裕毅 レッドブルF1昇格拒否を受けてマネジメント体制を変更
角田裕毅は、2025年のレッドブル・レーシングをリアム・ローソンに奪われ、元マネージャーと決別したことを明らかにした。

角田裕毅は、2024年シーズンが12月に終了するまで、マリオ宮川とルイス・アルバレスの2人からマネジメントを受けていたが、2024年シーズン終了後に2人から離れた。

セルジオ・ペレスの離脱により空席となったはリアム・ローソンが選ばれたため、角田裕毅はレッドブル・レーシングのシートを逃した。

それ以来、24歳の角田裕毅はマネジメント陣を一新し、現在はディエゴ・メンチャカがマネジメントを担当している。

メキシコ人のディアゴ・メンチャカは、2018年にGP3シリーズ(現フォーミュラ3)を含むヨーロッパのシングルシーター選手権に参戦した後、スポーツカーに転向した。

メンチャカは2023年と2024年にインターナショナルGTオープンでレースをしていたが、今年はレーシングブルズのレーシングドライバーでありフォーミュラ3の有望株であるノア・ストームステッドのマネジメントに専念する。

「マリオとはもう一緒に仕事をしていないし、ルイスともそうです」と角田裕毅はオートスポーツ誌に語った。

「ディエゴには本当に満足しています。彼は間違いなくやる気があります」

「一緒に仕事をすることを決めた後、彼はすぐにヘルムート(マルコ、レッドブルのアドバイザー)のオフィスに行って関係を築く努力をしました」

「ある意味で、僕はその努力を本当に感謝しています。そして、もちろん、ヘルムートもそうでした」

「彼らはすでに良い関係を築いており、それは良いスタートです」

「しかし、結局のところ、最も重要なのはコース上でのパフォーマンスであり、それがディエゴの生活を楽にすると思います」

角田裕毅 F1角田裕毅は昨シーズン、ドライバーズランキングで12位となり、F1での自己最高成績を記録した。

2025年以降の角田裕毅のF1での将来は不透明
新シーズンを前に、レーシングブルズのチームであるローラン・メキースは、角田の2024年の進歩を称賛し、今シーズンは「さらなるステップアップ」を期待している。

角田裕毅は、ファエンツァを拠点とするこのチームがアルファタウリ、RB、そして2025年からはレーシングブルズと名称を変える間、ずっと在籍している。

ニック・デ・フリース、ダニエル・リカルド、ローソンといったドライバーたちを退けてきたにもかかわらず、角田は一度もチームの主力ドライバーとして真剣に検討されたことはない。

相模原出身の角田裕毅が、2025年にルーキーのハジャーを打ち負かしてレッドブル・ファミリーでの将来を確保するには、まだ十分ではないかもしれない。

リアム・ローソンが2025年のマックス・フェルスタッペンのパートナーとして発表された後、ホーナーは、昇格の可能性がないのに角田をキープしておくことに「意味があるのか」と疑問を呈した。

F1ファミリーの一員としてシートを確保できない場合、角田裕毅の2026年に向けての選択肢は限られてしまう可能性がある。

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / レッドブル・レーシング / ビザ・キャッシュアップRB