ピレリ ウルトラソフト
ピレリは、2016年に新たに導入するウルトラソフトコンパウンドが市街地コースにのみ適用されることを明かした。

ピレリは、2016年からドライタイヤを4種類から5種類に増やすことになっており、既存のスーパーソフト、ソフト、ミディアム、ハードに加えて側面に紫色のラインを入れたウルトラソフトが追加される。

各グランプリ週末には2種類のコンパウンドが用意され、ドライバーはレース中に各タイヤセットを少なくとも一度は装着しなければならない。

現行タイヤで最も柔らかいスーパーソフトが使用されてきたのは、モナコ、カナダ、オーストリア、シンガポール、ロシア、そしてアブダビだが、最新のコンパウンドはさらに選択的になるという。

ピレリのモータースポーツダイレクターを務めるポール・ヘンベリーは「現時点で、モナコとシンガポールの摩耗レベルが非常に低いため、市街地コースに限られる。マシンのスライドが減り、我々が施した変更によって摩耗レベルに関しては後押しされるだろう」と Motorsport.com に語った。

「もしかすると過度かもしれないが、テストが足りないのでこの製品にこれ以上の変更を加えることはできないため、今あるものでやりくりしていくことになる。来年はマシンがさらに速くなるだろう。毎年改善されていくので、前年は大丈夫だったとしても次の年には劇的に異なるかもしれない」

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カテゴリー: F1 / ピレリ