スーパーライセンス料金のさらなる値上げにF1ドライバーが反発
F1に参戦するために必要なスーパーライセンスだが、今年もライセンス料の値上げが予定されており、F1ドライバーは反発している。

2007年までのライセンス料は、1,690ユーロ(約19万5000円)と1ポイントにつき447ユーロ(約5万円)だった。

しかし、2008年には1,000ユーロ(約115万円)+1ポイントあたり2,000ユーロ(約23万円)に値上げされ、ドライバーは不満を述べ、イギリスGPではドライバーのストライキが噂されたほどだった。

ドライバーはこの支払いを受け入れたが、フェルナンド・アロンソは「非常に深刻な問題だ。1年でライセンス料が500〜600%値上げされるのはフェアではないとの意見で一致している」と述べていた。

2009年のライセンス料は、10,400ユーロ(約120万円)+2,100ユーロ(約24万円)と、さらに基本料で400ユーロ、1ポイントにつき100ユーロの値上げされる。加えて、2,720ユーロ(約31万円)の強制保険料が加算される。

この料金体系でワールドチャンピオンのルイス・ハミルトンのライセンス料を計算すると、218,920ユーロ(約2,522万円)となる。

2009年の値上げはインフレによるものだが、F1ドライバーの組合であるGPDA(グランプリ・ドライバーアソシエーション)は値上げにひどく不満を示している。

この問題は、開幕戦まで解決しない可能性があり、来月初旬に開催されるFOTAの会議で取り上げられる予定だという。

GPDAは、FOTAの会議の前にチームはドライバーに圧力をかけているが、この問題がか解決するまではサインしないようにとドライバーに呼び掛けている。

「スーパーライセンスの問題は、2月3日に開催される次回のFOTA会議で取り上げられる。スーパーライセンスのサインと支払いを3週間ほど待ってもらいたい」

「この期間を利用して、FOTAの意見を聞くと同時に、FIAに対する圧力を高めることができる」

マックス・モズレーは、昨年の価格改定の際にライセンス料の値上げは安全コストが値上がりしたためだと説

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カテゴリー: F1 / F1関連 / FIA(国際自動車連盟)