ロータス、2010年F1マシンの風洞モデルを初公開
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ロータスF1チームのマイク・ガスコインは、まだグリッドにたどり着くには多くの仕事があることを認めるが、モデルの完成は大きな業績だと考えている。
「風洞テストの開始は新しいF1マシンの開発における重要なステップだが、最初のシーズンの準備を続けている我々にとっては特にエキサイティングなことだ」とガスコインは語る。
「FIAにエントリーが承認されて以来、とても忙しい時間を過ごしている。我々はエントリーのため数ヶ月取り組んできたので、すでに財政面、ファクトリー、トップマネジメントといったチーム基盤がしっかりしている」
「9月中旬にエントリーが承認されてから、我々は求人とマシン開発プロセスの速度を上げることができた。これが実際に我々が今いるところだ」
マイク・ガスコインは、ロータスが3月中旬の2010年シーズンの開幕戦に間に合うと確信している。
「我々は来シーズンの開幕戦にクルマを準備するという挑戦から逃がれられないが、私は仕事を実現できると確信している。我々の目標は、3月中旬のバーレーンに備えてプレシーズンテストを実施できるように、2月中旬までにシェイクダウンできるマシンを準備することだ」
ロータスはまだ2010年のドライバーを発表していないが、経験豊富なドライバーとしてヤルノ・トゥルーリが最有力候補にあげられている。
「我々はマレーシア人ドライバーを含め、来年のためにベストな選択肢を決定するために入念にドライバー市場を見ている。しかし、まだ何も決定していない」
「我々には融通のきくドライバーが必要だ。シーズン中にマシン開発を手伝うことのできる信頼性と技術的な気質を持ったドライバーが必要だが、同時に結果を渇望し、いつでもマシンからあらゆるパフォーマンスを引き出せるドライバーを必要としている」
ロータス 2010年F1マシン 風洞モデル(画像)
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カテゴリー: F1 / ケータハム