ルイス・ハミルトン フェラーリF1移籍で「F44をデザインしたい」

フェラーリのドライバーとして正式に仕事をスタートするわずか1か月前、エンツォ・フェラーリ邸の外で黒のスーツとF40をバックにポーズをとった7度の世界チャンピオンであるルイス・ハミルトンは、実は速いロードカーには飽きてしまったと語った。
「最後に買ったマシンはAMG Oneだった」と、40歳のハミルトンはAuto Motor und Sportに語っている。
「でも、それは当面の最後のスーパーカーでもあった。今はもうあまり買いたいとは思わない」
「最近は、お金はアートに投資したいと思っている。新しいアーティストを常に発見している。特に素晴らしい黒人アーティストをね」
スポーツカーから離れた理由を尋ねられたハミルトンは、「最近のスポーツカーは、ある意味でどれも同じに見える。何かが欠けているような気がする」と説明した。
「音やフィーリングの面でも、僕は昔のクラシックな車の方が好きだ」

最初のF40がマラネロの生産ラインから送り出されたのは80年代の終わりだった。そして、英国人であるハミルトンが次に狙っているのは、この象徴的なフェラーリである。
「僕が本当にやりたいことのひとつは、フェラーリのデザインだ」とハミルトンは語る。
「私はF44をデザインしたい」
「基本はF40で、本物のマニュアルトランスミッション付きだ。今後数年間、その作業に専念するつもりだ」
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