F1韓国GP サーキット
F1韓国GPの主催者は、潜在的に問題が起こりそうな部分についてドライバーからの不満を受け、金曜日の夜にサーキットの微調整を行っている。

ドライバーの多くは、韓国インターナショナルサーキットのレイアウトを絶賛しているが、金曜の最初のフリー走行後、いくつかの変更をリクエストしていた。

FIAのレースディレクターであるチャーリー・ホワイティングは、金曜日の夜にドライバーと議論を行い、ターン16とターン18のエイペックスを微調整することに合意した。

ターン16のエイペックスは路面よりも縁石が低く、マシンが大きくボトミングをしていたため、レース主催者は縁石を高くするよう組み直している。これにより、ドライバーがコーナーをカットし過ぎることを防ぐことにもなる。

またターン16の出口のウォールにも改修作業が行われている。当初の設計では、コーナーの右側出口で路面に合流するように設置されていたが、現在は路面と並行するように変更されている。

さらにドライバーはフリープラクティスの間、最終ターン18をカットし続け、路面に埃と石が撒き散らされたため、主催者はターン18に新しい縁石を設置している。新しい縁石はコーナーのエイペックスより低く設置され、ドライバーがコーナーをカットすることを防ぐことになる。

またFIAは、フリー走行でトラックに散らばった埃を取り除くために徹夜で広範囲で清掃を行うことにも同意した。

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カテゴリー: F1 / F1韓国GP