マックス・モズレー
FIA会長のマックス・モズレーは、来年の予算キャップ規約を廃止するには、全チームの同意が必要だと改めて指摘している。

6月の世界モータースポーツ評議会で、FOTAとFIAは和平協定に至り、2010年は2009年のレギュレーションを継続するとされていた。

しかしマックス・モズレーは、公表済みのレギュレーションを修正するには、ウィリアムズ、フォース・インディア、そして新たにF1に参入する3チームの同意が必要であると主張していた。

マックス・モズレーは、FOTAに属さない5チームが国際競技規約第66条により、予算キュップの廃止を阻止することができると語る。

「発表された全参戦者の同意なしでは、公表されたレギュレーションに変更を加えることはできない」

FOTAにとって厄介なのは、FOTAに属さない5チームが予算キャップのもとでエントリーしただけでなく、新規参戦チームの中には、コスト削減がなければ2010年のグリッドに並べないかもしれないチームがいることだ。

2010年にF1に参加予定の全13チームは、ニュルブルクリンクで水曜日にTechnical Working Groupの会議行う予定。

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カテゴリー: F1 / FOTA / FIA(国際自動車連盟)