フェラーリ F1
フェラーリは、来年F1への参戦を狙うエントリーの質を非難。「フォーミュラGP3」と改名した方が良いとさえ語る。

FIAが2010年に導入を計画する4000万ポンドの任意の予算キャップに反対し、フェラーリはレギュレーションの差し止めを提訴したが、20日の裁判で棄却された。その判決が出る前に、フェラーリはF1に新規参戦を望んでいるチームへのフラストレーションをぶちまけた。

これまで2010年の新規F1参戦チームとして、USF1、ローラ、ワース・リサーチ、エプシロン、ユースカディ、RML、フォームテック、カンポス・レーシング、iSportのエントリーが明らかになっている。

これらのチームとFIAは、フェラーリの提訴が成功し、2010年のエントリーの最終期限が延期された場合、来年F1に参戦する準備を整えるのはほぼ不可能であると主張している。

フェラーリは公式サイトの声明で、そのエントリーにショックを受けたとし、それらのチームがF1のイメージを強化するとは思えないと語る

「フェラーリで働く人々は、今朝の新聞を読み、来年F1参戦の意向を示しているというチームの名前を見たとき、目を疑った」

「昨日パリからリークされたリストをみると、4,000万ポンドを払って、旅行と滞在経費に加えてグランプリの特別観覧席にいるにふさわしい有名な名前を見つけることはできない」

「彼らのようなチームと、F1の歴史を創ってきたフェラーリ、大きな自動車メーカーやチームが、十分な敬意を表して、同じ価値で世界選手権を競争することはできるのであろうか? フォーミュラGP3と呼んだ方が適切ではないだろうか?」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ