新型ミニ
ミニが、フルモデルチェンジを果たした。

3代目となる新型ミニは、最適化されたドライビングプレジャーと燃費のバランス、革新的なネットワークテクノロジーとスマートな機能性など、製品の実質を徹底的かつ包括的に見直し、インテリアの居住性、安全性、装備品、素材の質や加工品質、スポーティさ、走行快適性を大幅に向上させた。

新型ミニは、ブランド特有のスタイリング、プロポーション、ボディ構造は維持しながら、一段と進化したエクステリア・デザインを採用。六角形のラジエーターグリル、幅広のクロームフレームで縁取りされたヘッドライトとリアライト、ボディを取り囲むブラックの帯など、新たな解釈と独特のサーフェス構成により周囲からくっきりと浮かび上がる特徴的なデザインエレメントを採用している。

先代モデルに比べてボディは一回り大きくなり、全長が+98mm、全幅が+44mm、全高が+7mm、ホイールベースが+28mm、フロント・トレッドが+42mm、リア・トレッドが+34mmとなった。後席はシート面の前後方向を拡大(+23mm)。後席ショルダールーム、フットルーム、および乗降時の快適性を改善させている。ラゲッジ・ルーム容量も+51リッター増え 211 リッターに拡張された。

新型ミニは、ツインパワー・ターボ・テクノロジー採用の新世代エンジンを搭載。市場導入時点のモデル・バリエーションは3種類。ミニ クーパーには100kW/(136ps)の3 気筒ガソリン・エンジンを搭載。ミニ クーパー Sには141kW(192ps)の4気筒ガソリン・エンジン、ミニ クーパー Dには85kW/(116ps)の3気筒ディーゼル・エンジンが搭載される

6速マニュアルトランスミッションを標準装備し、オプションで新開発の6速オートマチックトランスミッションと6速スポーツ・オートマチックトランスミッションが用意される。サスペンション・システムを大幅に見直し、重量低減と剛性向上により、MINI特有のゴーカート・フィーリングが強化されている。

また、オート・スタート・ストップ機能やオプションのGREENモードなど、走行性能をアップしながら燃費を削減。オートマチックトランスミッション搭載のミニ クーパーは、0-100km/h 加速が2.6 秒短縮され、平均燃費は 27%改善された。

ステアリング・コラム上部のメーターパネルに車速、エンジン回転数を表示し、車両ステータス情報と燃料残量を表示するカラーディスプレイを装備。センター・メーターに新たなディスプレイ・エリアを装備し、各種機能の操作状態を光の色で視覚的にフィードバックするLEDリングが追加された。4行表示のTFTディスプレイを標準装備し、オプションで最大8.8 インチ・カラー・ディスプレイを選択可能。ナビゲーション機能、エンターテイメント機能、電話および車両機能をセンター・コンソールに装備可能なMINI コントローラーで操作し、対応するメッセージはボードモニターに表示。センター・コンソールのトグル・スイッチ・パネル中央にスタート・ストップ・ボタンを装備し、キーを挿入して回すのではなくここでエンジンを始動可能。ドア・トリム・パネルにパワー・ウインドウ・スイッチを、ダッシュボードにライト・スイッチ・パネルを装備する。

MINI コネクテッドのインフォテインメント・プログラムは、構成を一新し、機能強化を図られた。車載の通信モジュールに SIMカードを内蔵し、エマージェンシー・コールとMINI テレサービスが利用可能に。スマートフォンを統合でき、比類ない多様な機能を提供する。新型ミニコネクテッド XL ジャーニー・メイトにはリアルタイム交通情報(RTTI)機能付き。その他、オンライ接続により各種 SNS(Facebook、Twitter、foursquare、Glympse など)の利用、RSS ニュースフィードや各種エンターテイメント・サービス(AUPEO!、Stitcher、Deezer、 Audible、Napster/Rhapsody、TuneIn)などの受信が可能となる。

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カテゴリー: F1 / BMW