BMWザウバー F1
BMWザウバーは、スペインGPでロバート・クビサがKERSを搭載できるように軽量化したF1.09を投入する予定である。

ロバート・クビサは、長身で体重もあるため、これまでKERSを搭載することができずにいた。KERSは重量があるシステムのため、バラストが使えず、マシンの操縦性や特にタイヤの劣化問題に影響を与えるためだ。

クビサよりもかなり体重の軽いチームメイトのニック・ハイドフェルドは、開幕2戦をKERS搭載マシンで戦った。

BMWザウバーは、KERSのメリットを主張しており、チームはクビサが直面している問題を克服するためにマシンの軽量化プログラムに取り組んでいる。

5月に行われるスペインGPまでに大幅なアップデートが予定されており、クビサはバルセロナで初めてKERS搭載マシンでレースを戦う可能性がある。

BMWザウバーのチーム代表マリオ・タイセンは、軽量マシンの計画を認めてはいないが、チームがクビサのマシンいKERSを搭載するために全力で作業していることを明らかにした。

「彼のマシンにKERSを搭載することを目指している。これにはマシン側だけではなく、KERS側の開発も含まれる」

「問題は重量とバラスト不足、そしてマシンバランスだ。問題となっているのはKERSだけではないので、それについて作業を進めている。シーズン中盤からは、予選だけでなくレースで先頭に立つにはKERSが必要になると考えている」

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カテゴリー: F1 / BMW / ロバート・クビサ