角田裕毅 F1メキシコGP展望「本来いるべき上位で戦う準備はできている」

角田裕毅はアメリカGP後にロサンゼルスを訪れ、NBAレイカーズのシーズン開幕戦に特別ゲストとして登場。同じく世界で活躍する日本人アスリート、八村塁からレイカーズのユニフォームをプレゼントされた。
その後はレッドブルのアスレチック・パフォーマンス・センター(APC)でトレーニングを行い、心身をリフレッシュ。「再びポイントを狙って戦う準備はできている」と語る角田裕毅は、週末を通して安定したパフォーマンスを発揮し、本来いるべきグリッド上位での戦いを目指している。
「メキシコには、再びポイント獲得を目指して臨みます」と角田裕毅はコメント。
「オースティンとメキシコの間には数日間のオフがあり、初めて訪れたロサンゼルスで過ごしました。レッドブルのAPC(アスレチック・パフォーマンス・センター)でトレーニングを行ったんですが、本当に素晴らしい施設で、この過密なレース期間中でもしっかりコンディションを維持するのに役立ちました。バスケットボールも楽しみましたが、レーシングをやめてシュートを打つ方に転向するのはやめておいた方がいいですね(笑)」
「オースティンの週末はとてもポジティブでしたし、このクルマで自分の実力をしっかり示せたと思います。ロングランでは自信を持って走れましたし、全体的に安定した週末を過ごせました」
「今はショートランでも同じような手応えを得て、予選での順位をもっと上げていく必要があります。週末全体を通して安定したパフォーマンスを出すことが目標で、それができればチームのためにより多くのポイントを獲得し、本来いるべきグリッド上位で戦うことができるはずです」

角田裕毅、ショートラン改善を誓う
アメリカGPを終えた角田裕毅は、ここ数戦で課題としているショートランを改善する必要があると強調した。
「今日はスタートが良くて、1周目もまたうまくいきました。最初の数周でいいペースがあって、たくさんのマシンを抜くことができました。スプリントも決勝も楽しめたし、自信を持って走れました」
「この週末は2レースともポイントを取れたので、全体としてはポジティブな週末でした。今日のペースも悪くなかったけど、特に2スティント目ではもう少しうまくできたかもしれません」
「次の数戦もポイントを取り続けたいですし、とくにショートランの改善に集中しないといけません。そこが最近の課題なので、メキシコに向けてそこをしっかり仕上げたいと思います」
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