【動画】 角田裕毅 F1アメリカGPスプリント1周目に11ポジションアップ

前日のスプリント予選では、コース上に送り出すタイミングが遅かったことでチェッカーまでにラインを越えることができず、アタックできずに18番手で終了。レッドブル・レーシングのチーム代表であるローラン・メキースがチームの責任を認めて謝罪する騒動に発展していた。
しかし、迎えたスプリントで角田裕毅は18番グリッドから素晴らしいスタートを切ると、ターン1で発生したマクラーレン2台がリタイアする多重クラッシュを潜り抜けて7番手までポジションアップ。
その過程で前方のマシンに接触し、破片や損傷したマシンを避けながら走行し、ニコ・ヒュルケンベルグのフロントウイングを踏み越え、引きずったまま走行したが、ポジションを落とすことなく7位でフィニッシュ。コンストラクターズ2位を目指すチームのために貴重な2ポイントを獲得した。
レース後、角田裕毅は「良かったと思います。ターン1で前のクルマをアウトブレーキングして、イン側でブレーキングゾーンに入っていったのが、一番リスクを取った場面でした」と語った。
「中盤では前のクルマが広がっていって、その中で…まあ、フロントウイングを落とさないように気をつけてたけど、結局、ニコ(ヒュルケンベルグ)のフロントウイングの破片を拾ってしまって、半周ぐらいはレッドブルとザウバーの混ざったような感じで走ってました。それがパフォーマンス的にはあまり助けにならなかったですね」
「でも、リスクを取ってポイントを取れたのはうれしいし、全体的にロングランのパフォーマンスも良かったです。あとはクリーンな予選をするだけですね」
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