角田裕毅 F1マイアミGPスプリントをピットレーンスタート
角田裕毅(レッドブル)は、F1マイアミGPのスプリントをピットレーンからスタートする。

マイアミ・インターナショナル・オートドロームで行われたF1マイアミGPスプリント予選は、角田裕毅にとって大きな失望に終わった。ここまでのスプリント予選では2度にわたってSQ3進出を果たしていた角田だが、今回はSQ1敗退という結果となった。

18番手に終わった角田裕毅だったが、レッドブルはRB21のセットアップを変更し、ピットレーンからスプリントに出走する決断を下した。

この判断は、18番手というポジションからのスタートでは上位進出の可能性が低いことに起因する。レッドブルは角田を“テスト要員”として起用し、スプリント終了後にパルクフェルメ規定が解除されるタイミングを活用して、別のセットアップの有効性を確認しようとしているのだ。

一方、予選後の角田裕毅は、チーム内のコミュニケーションに不満を示した。SQ1終盤、最後のアタックに入る直前でチェッカーフラッグにかかってしまい、再アタックが叶わなかった。「前を走る車の影響もあったけど、自分に何ができたのか分からない。チームとのコミュニケーションもよくなかった。まともに予選ができなかった」と語り、悔しさを滲ませた。

なお、角田裕毅のピットスタートにより、彼の後方で予選を終えたガブリエル・ボルトレトとオリバー・ベアマンが、それぞれ18番手、19番手へとグリッドが繰り上がっている。

2025年F1 マイアミGP スプリント スターティンググリッド

1.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
2.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
3.ランド・ノリス(マクラーレン)
4.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
5.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
6.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
7.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
8.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
9.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
10.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
11.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
12.エステバン・オコン(ハース)
13.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
14.リアム・ローソン(レーシングブルズ)
15.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
16.ランス・ストロール(アストンマーティン)
17.ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)
18.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
19.オリバー・ベアマン(ハース)

PITLANE.角田裕毅(レッドブル)


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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / レッドブル・レーシング / F1マイアミGP