レッドブルF1代表 「角田裕毅は予選10分前にアイスバスに入っていた!」
レッドブルのF1チーム代表であるクリスチャン・ホーナーが、角田裕毅の神経の図太さを明かした。

レッドブル移籍後3戦目となったサウジアラビアGPで、角田裕毅は2戦連続となるQ3進出を果たして8番グリッドを獲得。ポールポジションを獲得したチームメイトのマックス・フェルスタッペンから0.910秒差がつき、本人もラップには満足していないようだった。

それでも、レッドブルにとっては昨年のアゼルバイジャン依頼となる2台揃ってのトップ8からのスタートとなる。

まだマシンの理解度を高める必要があると語っている角田裕毅だが、クリスチャン・ホーナーによれば、チームにはうまく溶け込んでいるようだ。

「Q3で裕毅も上位に入ることができて良かった」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

「彼はこのマシンとチームにどんどん慣れてきている。セッションの10分前にアイスバスに入っていたのに、とても落ち着いていることに感心したよ!

「彼のパフォーマンスには非常に満足しており、明日もポイントを獲得できるだろう」

また、F1 TVのインタビューでは、「彼はすごい奴だ。2分前に実際に会ったが、キッチンでショーツで体を冷やそうとしてたよ」とクリスチャン・ホーナーは明かした。

角田裕毅 レッドブル F1

一方、前戦バーレーンから見事に巻き返してポールポジションを獲得したマックス・フェルスタッペンについては手放しで称賛した。

「FP3を終えて予選に臨んだ際は、3位争いが焦点だったが、Q1でマックスが突然最速タイムを記録した」とクリスチャン・ホーナーは語った。

「Q2では、我々たちはその位置につけていたが、Q3でランドが不幸な事故を起こし。幸い、彼は大丈夫だったが、2セットの新しいタイヤを残しているマシンは、オスカー、ジョージ、マックスの3台だけになった」

「チームとして決断を下す必要があり、ドライバーもそれを受け入れて納得しなければらなかった。我々は2回のタイムアタックを行うことを選択したが、それはプレッシャーのかかる決断だった。皆の素晴らしい判断だった」

「私にとって最も印象に残ったのは、マックスがタイヤ交換のためにピットストップをしなければならなかったため、他のドライバーよりも6、7キロ多い燃料を積んだ状態で、最初のラップで最速タイムを記録したことだ。これにより、他のドライバーにプレッシャーがかかり、マックスは最後のラップで素晴らしい走りを見せた」

「過去3戦目で2度目のポールポジションを獲得できたことは、本当に素晴らしいことであり、大きな成果だ。マックスとチームによる素晴らしいパフォーマンスだった。セットアップの変更が間違いなく役立ち、マックスはアタックできるマシンを手に入れることができた」

「他のマシンとの差があることは予想していたが、今晩はそれがまったくなく、マックスはトラックレコードを更新した。明日はオスカーとの厳しい戦いになるだろうが、最高のポジションからスタートできる」

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / レッドブル・レーシング / F1サウジアラビアGP