ローラン・メキース レッドブルF1代表就任で痛感「勝利以外は失望」

メキースは以前、伝統的に中団に位置してきた姉妹チームのレーシングブルズで18カ月間代表を務め、その後にレッドブルの指揮官へと昇格した。
両チームでの経験を踏まえ、レッドブルでは勝利以外は失望とされるほど、より高い期待が課されていると述べた。
「我々はこれから直面することを過小評価していない」とメキースはRacingNews365を含むメディアに語った。
「トップチームの目標は勝利であり、中団との最大の違いは、レース週末を終えて必ず突きつけられる問いがひとつだけあるということだ。勝ったのか、それとも勝てなかったのか?
それが全員の期待値を決め、それがあらゆる部門でどれだけの力を注がなければならないかを決める。それを我々は楽しんでいるし、レッドブル・レーシングも楽しんでいる」

レッドブルはここしばらく厳しい時期を過ごしており、2020年以来初めて選手権争いの主役ではなくなっている。
しかしメキースは、この成績低下がチームの意欲を削いでいるわけではなく、全員が再び先頭に返り咲くために全力を尽くしていると強調した。
「ファクトリーに入れば、そこにいるのは勝利のためだけに存在する人々であり、それは非常に強い感覚だ」と彼は語った。
「このスポーツにおいてはレジリエンスが重要だ。思い通りにいかない週末もある。
だがチームにはあまりに多くの才能、多くのスキル、多くの経験があるからこそ、レーストラックの喧騒から離れれば、我々が前進できると誰もが理解している」
「圧倒されることはない。それはこれまで何度も経験してきた感覚であり、将来の成功への燃料になると確信している」
カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング